“ご家庭に配備できるロボット”も――ロボットクリエイターが作る「燃える男の未来の乗り物」:ニコニコ超会議
ロボット製作チームが一堂に会したニコニコ学会β「燃える男の未来の乗り物」では、陸戦型トイロボットや2足歩行型バイクなど“漢”な乗り物が披露された。
ニコニコ超会議(4月28~29日、幕張メッセ)で開かれたニコニコ学会βでは、ロボット業界で国内有数の製作チーム5組が登壇し、現在開発中のプロジェクトを披露した。ロボット開発の先端事例を紹介する。
第21回高専ロボコン全国大会優勝の実績を誇るスケルトニクス製作委員会が披露したのは、装着型ロボット「Skeletonics」。高さ2.5メートル、幅2.0メートル、奥行き0.5メートルのSkeletonicsは、人間が装着して人力で動かす。上半身の可動範囲を2倍に、下半身を1.5倍に拡張することができる。より遠くのもの、高いところにあるものに手が届くようになり、1歩あたりの歩幅も大きくなる。
2010 FIFAワールドカップ時にフリーキックマシン「カストロール1号」を製作したことでも知られる倉田光吾郎氏は、エンジン駆動人型四脚陸戦型トイロボット「クラタス」を披露。同氏が「アキバの狂犬」と呼ぶ吉崎航氏とともに製作した。「ご家庭に配備できるロボット」をコンセプトとしたクラタスは、高さ3.8メートル、重さ4.0トンと駐車場に置けてしまう(?)大きさ。こんにゃくをミサイルのように発射する「オーガニックライフル」も装備している。
ロボットクリエイター高橋智隆氏、美術作家ヤノベケンジ氏、京都造形芸術大学のULTRA FACTORYが披露したのは「CHOROBO」。「ドラゴンボールの挿絵に登場しそうな2足歩行型バイクで、ファイナルファンタジーのチョコボのように疾走したい」というコンセプトからCHOROBOという名前がついたそうだ。体重制限60キロなので、機械系女子におすすめ。現在198万円、限定5台で売り出し中だ。ナンバープレートはついているが、「公道を走れるかどうかよく分からないのでお近くの交番でお尋ね下さい」とのこと。
バガボンドワークスは、乗用24脚電動スケートボード「Land Crawler eXXtreme」を披露。Android端末の専用アプリケーションで操縦し、乗った状態で重心を移動させると左右に方向が変わる。バガボンドワークスはほかの製作チームと異なり、完全に個人で運営している。昼は会社で仕事、夜は自宅で設計と組立。メカ製作は外注で、工場を持たないファブレスを体現している。
最後に、メディアアーティスト八谷和彦氏が披露したのが、「風の谷のナウシカ」の「メーヴェ」の機体コンセプトを参考に、個人的に飛行装置を作ってみる「Open Sky」プロジェクト。プロジェクトの最終的な目標は、人(体重50キロ程度を想定)が1人乗れる「パーソナルジェットグライダー」を作ること。低速時のフラつき、高額なジェットエンジンの故障、資金不足などの困難を乗り越え、現在ジェットエンジンでの試験飛行の準備中だ。
いずれのプロジェクトも実用化が楽しみだ。個人的には「クラタス」でオーガニックライフルをかましてみたい。
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