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» 2013年07月31日 08時37分 公開

美人ロシア人コスプレイヤー独占インタビュー海外コスプレ事情

ロシアで人気がある日本の作品は「ワンピース」が断トツ――ロシアのコスプレイヤーに聞いてみた。

[Tokyo Otaku Mode]
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 今年の4月28日、ロシアにて日本文化を広めることを目的としたイベント、HINODE2013が開催された。このイベントでは、毎年夏に日本の愛知県で行われる世界コスプレサミットに参加できるロシア代表ペアが選考されている。今回の記事では、残念ながら代表には選ばれなかったものの、「鉄拳」のコスチュームで演じたプロレス風のパフォーマンスが高く評価されて見事別のイベントへ参加するための来日のチャンスを手に入れたペアのコスプレイヤーにお話を聞いた。ジェイシー(JAYCEE)のコスプレを担当したエカテリーナ・ポリガロヴァさん(EKATERINA POLYGALOVA)と、ニーナ・ウィリアムズ(NINA WILLIAMS)のコスプレを担当したアナスタシア・グルコヴァさん(ANASTASIA GLUSHKOVA)のお二人だ。


――コスプレを始めようと思ったきっかけは何ですか?

Anastasia: 最初は他の人と同じように、日本のアニメが好きという理由で興味をもつようになりました。しだいに、ただ見るだけでは物足りなくなって……。そうなってくると、絵が上手な人はイラスト、文章の得意な人は小説というふうに、それぞれの分野で創作活動を始めますよね。私たちは、裁縫が得意なのでコスプレのための衣装を作るようになったんです。

――確かに、衣装にすごくこだわっていらっしゃいますね。服を作るのがお好きなのですか?

Anastasia: 大好き! コスプレの衣装だけじゃなくて、普段着まで作っちゃうくらい。私たちのように、マンガやアニメといった日本文化が好きな人は、普段からカラフルな色使いの可愛いファッションを好みます。大部分の人はアニメから情報を得ているようですが、最近はJ-POPアーティストの衣装から入る人も増えていますね。

――ちなみに、ロシアで人気がある日本の作品は何ですか?

Anastasia: 「ワンピース」が断トツ! コスプレイヤーの間では、ボーカロイドや「トリニティーブラッド」、「黒執事」なども人気です。10年前に比べるとマンガの出版量は増えましたが、今でもマンガよりもアニメを見て興味を持つようになる人のほうが多いです。

――ロシアのコスプレ事情について教えてください。

Anastasia: 大都市ではコスプレイベントを定期的に開催しています。そういったイベントでは、日本と同じように、人気の高いコスプレイヤーを何人ものカメラマンが囲んで撮影している様子も見られます。インターネット上で出会ったコスプレ仲間たちで、プライベートのパーティーをすることもありますよ。

Ekaterina: ロシアのコスプレイヤーにも世代があります。古い世代は衣装を作るだけでなく、作品そのもののストーリーを理解したうえで、自分なりの新しい世界観を付加しようと真剣に取り組みます。ただし、自分を見せたいという自己満足だけではなく、お客さんにも楽しんで欲しいという意図があるので、パフォーマンスにも力を入れますし、小道具や舞台まで作っちゃいます。それとは対照的に、今の若い世代は衣装を着てカジュアルに楽しんでいる人が多いですね。ファン層の拡大に繋がるし、こんな風にコスプレイヤーの数が増えるのは嬉しいことです。参考にできるコスプレイヤーが増えるし、相互に刺激し合う状況が生まれますから。

――世界コスプレサミットの予選はどうでしたか?

Ekaterina: 日本で行われるサミットへの参加権が得られる大会なので、ロシアの代表として恥ずかしくないよう真剣に取り組みました。衣装の準備には半年、パフォーマンスのためのプロレスの特訓にはさらに2カ月を費やしました。残念ながら今年は世界コスプレサミットの選抜メンバーに残れなかったにも関わらず、日本での別イベントへ参加する機会を与えてくれたことに非常に感謝しています。日本での活動を通して、ロシアのコスプレ文化を伝えることが出来たと思います。

――来年の世界コスプレサミットに向けての意気込みをどうぞ。

2人: 今年は残念ながら選抜されませんでしたが、来年はさらにレベルアップした姿を見て頂けるよう頑張ります!


 メイド喫茶やコスプレイベントなど、日本発祥の文化がどんどん広まっているロシア。中でも、コスプレは日本人も大絶賛するほどのクオリティを誇り、盛り上がりを見せている。今後も、TOMではロシアのコスプレ事情に注目していきたい。

英文:Tell Us About Russian Otaku! Exclusive Interview with Beautiful Russian Cosplayers

© Tokyo Otaku Mode Inc.

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