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» 2013年12月12日 21時46分 公開

新卒採用制度めぐりドワンゴがオールアバウト批判 受験料への対抗企画「とても残念」

新卒採用に受験料制度を導入して話題になったドワンゴが、その案内ページに「受験するとお金がもらえる会社のご案内」を追加しました。

[ねとらぼ]

 「リクルート様の関連企業であるオールアバウト様が、お金を取るのか渡すのかが問題であるように弊社の主張を誤解させるような企画を始められたのは、とても残念に思います」――。

 新卒採用に受験料制度を導入して話題になったドワンゴが、その案内ページに「受験するとお金がもらえる会社のご案内」を追加しました。ドワンゴの取り組みを受け、逆に奨励金制度を導入したオールアバウトに対し「とても残念」と記しつつ、「判断は学生のみなさんにお任せする」としてオールアバウトのページにリンクを張っています。

画像 追加された文章

 ドワンゴは今回追加した文章のなかで、あらためて受験料制度の狙いを説明。ボタン1つで一括エントリーできる現在の就活サイトの仕組みによって、学生も企業も「苦しめられている」状況に「一石を投じられないかという思いがありました」と明かしています。さらに、採用の手法が多様化したとしても「学生を惑わせ、エントリー先を安易に増やす方向の企画であってはならない」とつづっています。

画像 ちなみにドワンゴの受験料制度で集まったお金は全額、奨学金などとして寄付される予定です。

 一方、オールアバウトがドワンゴへの「勝手にアンサー企画」として導入した奨励金制度は、ドワンゴの新卒採用受験料を支払った学生に対しほぼ同額を支給することで「就職活動を支援する」というものですが、これをドワンゴは「お金を取るのか渡すのかが問題であるように弊社の主張を誤解させるような企画」と批判。「記念受験や受験料回収といった、本気のないエントリーを促すものであり、批判を覚悟で一石を投じようとした我々の取り組みを茶化し、無効化しようとするもの」と強い口調で述べています。

 「受験するとお金がもらえる会社」としてドワンゴが挙げているのは、オールアバウトと、同様の制度を導入したWeb制作会社Bark to Imagineの2社。「学生の人生に真摯に向き合う姿勢を欠くものとして、大いに抗議したいところですが、判断は学生のみなさんにお任せいたします」と、ドワンゴは複雑な心境をのぞかせています。

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