熊鍋にトド刺しにダチョウ刺し! 珍肉が食べられる居酒屋「竜飛」に行ってきた
普段なかなか味わえない熊鍋やトド刺しといった珍肉が食べられる居酒屋を発見! そのお味は……?
人を襲うこともあり恐れられている熊。水族館や動物園以外ではなかなか見られないトドやダチョウ。そんな珍しい動物の肉を食べられる居酒屋を発見した。
その店「竜飛」(たっぴ)は東京都北区志茂の七溜商店街にある。発見したのは開店前で、お店の張り紙には「猪鍋」「熊鍋」の文字が。猪鍋は割と聞くけど、熊鍋は味わったことがない。今までウサギ、ハト、カエル、鹿などの珍肉を食べてきた筆者としては、熊もいってみるしかないと、早速予約の電話を入れて行ってきた(ちなみに、熊鍋は45分ほど煮込む時間がかかるそうなので予約していくことをオススメする)。
のれんをくぐって入店すると、平日の夜とは思えないくらいにぎわい、席が埋まっていた。「熊鍋、もうちょっと待っててね!」。威勢の良い元気なママにそう言われ、しばし待機。
メニューには熊肉だけではなく、ワニ刺し、トド刺し、馬刺し、鹿刺し、ダチョウ刺し、カンガルー刺しといった珍肉がほかにも。熊鍋を待つ間、トド刺しとダチョウ刺しを頼んでみた。待つこと10分ほど、待望の熊鍋が登場。
みそ仕立てなのでぱっと見は豚汁っぽい。くさみも全くない。では、器によそっていただきます!
熊肉を口に入れた途端、じゅわっと脂の甘味が広がった。肉も柔らかくてこれはおいしい! もっと獣臭いものかと思っていたので意外。ママいわく、「しっかり長時間煮込んでいるから臭くないのよ」とのこと。熊肉と言われなければ豚肉と間違えそうだ。大根、ニンジン、里芋、白菜、タマネギ、しいたけ、と、野菜が具だくさんで体に良さそう。締めはうどん! いや〜、冷えた体に染み入る! ちなみに締めは雑炊でも可。
さぁ、続いての珍肉はトド刺し。血液がそのまま凝縮されたような赤さ。薬味はショウガとネギ。
見た目の通り、血の味が強く好き嫌いが分かれそう。しかし、お酒が進む味である。
ダチョウ刺しはパサパサしていそうな見た目。こちらもショウガとネギとネギを薬味にいただく。
見た目とは裏腹に、口の中でとろりと溶ける。馬刺しのようでおいしい! 足が速そうな味だ。
竜飛はマスターやママと親しく話せるのも魅力的。珍肉ばかり食べている私にご主人が「田舎から送られてきたんだよ〜!」と、たくあんをサービスしてくれた。
珍肉を刺身で食べられる機会はなかなかない。マスターは「熊肉とトド肉のおかげで元気!」とのことなので、パワーをもらいたい人はぜひ、熊肉やトド肉を食べに行ってみてほしい。
居酒屋 竜飛
東京都北区志茂4-16-4
TEL:03-3902-8828
営業時間:午後6時〜12時
定休日:火曜日
初掲載時、店名を「龍飛」としておりましたが正しくは「竜飛」でした。おわびして訂正いたします。
姫野ケイ:フリーライター・コラムニスト・作家。1987年9月7日生まれ。宮崎県宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社のアルバイトにて編集業務を学びつつ、ヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れるバンギャル。2010年度南日本文学大賞最終ファイナリスト。現在はWebやスポーツ新聞にてコラム・小説を執筆中。
関連記事
- ねとめし:しょうゆに漬けるだけ! しっとりジューシー「東海林さだおの簡単チャーシュー」が激ウマだった
ゆでた豚肩ロース肉をしょうゆに漬けておくだけで、ラーメン店で食べられるような本格派チャーシューができるらしい。 - 話題の「グラドル自画撮り部」に対抗してとんでもないハッシュタグが出現 ムチムチJCの全裸画像だと……【写真追加】
こ、これは……ゴクリ(生唾を飲み込む音)。 - 花澤香菜さん、大山のぶ代さんが声を担当 JA全農キャラ「おにくだいすき!ゼウシくん」アニメ化
CM枠でオンエア。 - 食べたくなる? ビーフジャーキーでできた名刺
インパクトはあるけど、相手の名前を覚える前に食べちゃうかも? - 肉の万世、「いい肉の日」にTwitterで無慈悲な肉テロを繰り広げる
絶許。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
-
「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
-
“ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
-
高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
-
「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
-
「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
-
「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
-
“歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
-
黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
-
走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた