『少女フレンド』座談会、6人の連載作家が語る少女漫画誌の今と昔(1/3 ページ)
連載当時のエピソードや、現在クラウドファンディングを実施中の『プラチナフレンド』刊行プロジェクトなど、『少女フレンド』で連載した経験を持つ6人の先生に座談会形式でお話を伺った。
1963年、“日本初の週刊少女漫画誌”として誕生した『週刊少女フレンド』(講談社、1991年に月刊化)。1996年に休刊となるまで、同じく講談社発行の『なかよし』を始め、『りぼん』(集英社)、『週刊マーガレット』(集英社)、『別冊マーガレット』(集英社)などとともに少女漫画の全盛期を支えてきた。
現在、その少女フレンドに作品を掲載していた漫画家29人が集まり、漫画専門のクラウドファンディングサイト「FUNDIY」で同窓会誌『プラチナフレンド』の刊行プロジェクトがスタートしている。本記事では、プロジェクト立ち上げに関わった先生方に、連載当時のエピソードや、進行中のプロジェクトについて伺った。
なお、このプロジェクトは先生方が自発的に始めたものであり、少女フレンドの版元である講談社とは関わりがないことを申し添えておく。
プラチナフレンド刊行プロジェクトはこうして始まった
―― まず、クラウドファンディングを始めるに至った経緯を改めて教えてください。
くりた 少女フレンドで描いていた人たちを集めて、漫画誌を作ってみたら面白いんじゃないかということを、かずはしさんや、みづきさんたちと話していたんです。
かずはし ちょうどそのころ、くりたさんも私もFUNDIYでクラウドファンディングをやっていて、これは結構いけるんじゃないかって話になって。
私は、ほかの漫画家さん5人と一緒にそれをやってたんだけど、その時にFUNDIYさんから、複数の漫画家でクラウドファンディングをやるのって面白いね、ということを伺って、だったらもっと大勢でやりたいなと。
―― 最初の想定では、何人の先生がプラチナフレンドに参加すると思いましたか?
くりた 10人くらい集まればいいかなあと思っていました。
かずはし 最初、話が出た時その場にいたのが4人(かずはし、くりた、高木裕里、たちばな)で、じゃあもう少し声を掛けようかとなりました。
―― 現在29人もの漫画家さんが参加しているわけですが、もともと少女フレンド時代から先生同士仲がよかったのですか?
みづき 出版社が旅行を用意してくれたりして、同世代での交流はありました。アシスタントをし合ったりとか。なので、ギスギスしたりということはなかったですね。編集者の方たちも優しかったですよ。
かずはし 美里繚子(西条じゅん)先生と、石井まゆみ先生がいろんな先生に繋いでくださって。
くりた 人脈がすごくて、あの人は? この人は? という風に先生たちに声を掛けてくださったんです。それでこの人数に。
―― プロジェクトでは、意外と高額の出資をしている人が多いですよね。
みづき そうですね。私がクラウドファンディングをやった時はそんなことはなかったんですけど。
寄田 友達が言うには、「10万円コースは、ここでしか手に入らないものだから欲しくなる」んだそうです。「原画が買えたり、パーティーに参加したりなんて一生に1回あるかどうかだし、安いくらいじゃないか」って。
たちばな それと世代の話で、フレンドの読者だった方って、自分の好きなものにお金を出すことにためらいが少ない世代のような気もする。あと、もうあまり描いていないような先生の漫画が読めるというのも、プラチナフレンドの売りだったりしますよね。
かずはし 休筆されている富永裕美先生も描いてくださったり。
くりた 板本こうこ先生もですよね。
みづき でも、1・4・8ページのどれかでって原稿をお願いしたら、みなさん快く何ページでも描くよって言ってくださって、漫画を描きたいという気持ちをひしひしと感じました。
くりた そういえば板本先生はもうネームを切りたい(原稿用紙に下絵を描く前に、プロットを漫画の絵に起こす作業)と言っておられましたよ。
一同 ええ! 早い!
みづき せっかくなので画像送っていただきたいですよね。そしたら、クラウドファンディングのページにアップして、「ネーム進行中!」みたいにお知らせできますし。
くりた 庄司陽子先生からいただいたFAXも載せたいぐらいですよ。すごい達筆な字で書かれていたので。
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