マンガ「ダンジョン飯」の魔物食「大サソリと歩き茸の水炊き」をフィギュアにした猛者あらわる
食材はモンスターなのにめちゃくちゃおいしそうなあの料理が、マンガから飛び出した!
地下ダンジョンで遭遇したモンスターを料理番組のように本格的に調理して食べてしまうマンガ「ダンジョン飯」(作者:九井諒子)。その第1話に登場するメニュー「大サソリと歩き茸の水炊き」をフィギュアにしてしまった猛者が、7月26日「ワンダーフェスティバル2015[夏]」の一般ブースに現れました。チョイスが冴え過ぎ。
「大サソリと歩き茸の水炊き」とは、主人公たちが食費も時間もないため魔物を自給自足しながらでダンジョンを進もうと、初めて“魔物食”に挑戦するメニュー。レシピ(3〜4人分)は「大サソリ」1匹、「歩き茸」1匹、「歩き茸の足」2本、白滝代わりとなる「干しスライム」の千切り、ダンジョン内部から採集した藻などです。
毒の尾をちゃんと切り取った大サソリの輪切りは、まるでカニのよう。歩き茸はシイタケみたいにカサに十字を入れたり、「独特ないい香りがする」という理由で足をぶつ切りで煮込んだり……と、RPGに出てくるモンスターたちが、我々の水炊き料理と変わらぬ姿に調理されてしまいます。これを主人公らがうまいうまいと食べることで、魔物と冒険者たちの世界がぐっと身近に感じられる、リアルティあふれたファンタジーを描いているのが「ダンジョン飯」です。
材料が架空の生き物であるため現実で作るのは不可能。それでもおいしそうな調理&食事シーンによって「このモンスターどんな味するんだろう……」とますます気になってしまうのが同作の料理なのですが、この欲望をブース「surface」の造形師さん(@hide_hobby)がフィギュアとして形にしてくれました。フィギュアってキャラが再現されがちですが、「ダンジョン飯」読者としてはメニューを再現したくなる気持ちに大きくうなずいちゃいます。
造形は「大サソリと歩き茸の水炊き」の完成図が参考。カラーリングは、マンガでは白黒だったものを、キャラの「大サソリってゆでると赤くなるのか」といったセリフを頼りにできる限り再現しました。色がまったく不明な食材は現実にある食材に寄せてみたのだそう。おいしそうですし、印象に残った料理がマンガから飛び出してくる喜びなど、いろんなときめきが詰まっている!
フィギュアは版権の許諾を得た上で、1個2000円で販売されていました。ちなみに本当は作中のエルフの女性キャラ・マルシルもフィギュア化する予定だったのですが間に合わなかったとのこと。このダンジョン飯と並んだ姿もぜひ見てみたいです。
(黒木貴啓)
関連記事
- 昨年話題になった九井諒子の新作「ダンジョン飯」 単行本1巻が1月15日に発売
エルフのマルシルがかわいい。 - その名も「ダンジョン飯」 倒した魔物をおいしそうに調理するファンタジーグルメ漫画が話題に
あらやだ食べたい。作者は実力派の九井諒子さん。 - 「らんま1/2」かららんま(女)が超可動フィギュアに 「ちゅどーん」も可能でるーみっくわーるど全開!
乱馬の父・早乙女玄馬(パンダ)も展示! - 石原裕次郎演じた「西部警察」木暮課長のfigma登場 フィギュアの粋を超えた渋さにブランデー添えたい
あとブラインドと、大量の車両と火薬と始末書。 - 服もポーズも荒木飛呂彦ワールド全開 ジョジョ前の読切「ゴージャス☆アイリン」がファッションドールに
荒木先生が初めて描いた女性の主人公が、先生監修のもとフィギュアで蘇る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」