日清、「10分どん兵衛」は想定外だった 「世の中の多様性を見抜けていなかった」と反省

公式は知らなかった……だと?

» 2015年12月18日 16時18分 公開
[ADAKENねとらぼ]

 以前お伝えした「10分どん兵衛」(関連記事)ですが、その後も話題が話題を呼び、ついに製造元の日清食品を巻き込んだ思わぬ展開へと進展したもようです。ん? 何やらすさまじい勢いで謝罪していますね。


謝罪文 公式サイトに掲載された謝罪文。知らなかったで済まされるのでしょうか?(日清食品公式サイトより)

 「10分どん兵衛」とは、本来お湯を注いで5分で食べられる「きつねどん兵衛」を10分待ってから食べるという技で、柔らかめ好きやアツアツすぎるのが苦手という人々を中心に「これはアリかも」と、ネットを中心に話題を呼びました。この話題の火付け役となったのが俳優でミュージシャンのマキタスポーツさん。マキタスポーツさんは、自身のブログで「『この麺は10分の茹で時間でも耐えられるように作ってあるんだよ。』ということが裏側には隠されていた。恐るべし日清!」と持論を展開していたのですが……。


緊急対談 マキタスポーツさんとどん兵衛担当者の緊急対談が実現(日清食品公式サイトより)

 そこで、話題を聞きつけた日清食品のどん兵衛担当者がマキタスポーツさんに緊急アプローチ、まさかの対談実現となりました。そこで発覚したのは、メーカーサイドは10分どん兵衛などかけらも想定していなかったという意外すぎる事実。それが冒頭の謝罪文につながったようです。


マキタスポーツさん 怒り心頭のマキタスポーツさん(日清食品公式サイトより)

どん兵衛担当者 平謝りのどん兵衛担当者(日清食品公式サイトより)

 さらに両者の対談は調理時間の議論から日本人論、お湯のかけ方論、食の多様性など高尚な議論へと拡大。「うどんらしく、コシがあって、一番美味しく食べられる瞬間」として5分という調理時間を設定したという日清食品の担当者も、「インスタント麺は本来、時間を守るものだっていう固定観念に対しての新しい提案として受け入れられているのかなって思いますね」と、10分どん兵衛を容認することで話はまとまったようです。

advertisement
マキタスポーツさんと日清のどん兵衛担当者 きつねどん兵衛と天そばではお湯の量が違っていたとは、意外ッ!(日清食品公式サイトより)

ADAKEN


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/10/news140.jpg ロッチ・コカド、趣味で作った知人の子どものための“通園バッグ”に大反響 「素晴らしいアイディア」「思い付きもしなかった!」
  2. /nl/articles/2503/11/news037.jpg 外泊して帰ってきた父に、猫が…… まさかの態度に「これは凄い」「生まれて初めておっさんになりたいと思った」
  3. /nl/articles/2503/11/news114.jpg 「過去一のあたり」 ユニクロ“3990円パンツ”が売り切れラッシュの大反響 「企業努力の賜物」「これからの季節が楽しみ」
  4. /nl/articles/2503/11/news014.jpg ダイソーのバケツに種を植え、4カ月育てたら…… 「やばっ」と声が出る“驚きの光景”に「恐れ入った」「夢のよう」
  5. /nl/articles/2503/11/news018.jpg 大量の“トイレットペーパーの芯” 目からウロコな活用法に「良いアイデア」「感心」【海外】
  6. /nl/articles/2503/11/news047.jpg “日本風と韓国風”、半顔メイクで比較してみたら…… 驚きの結果に「どちらもかわいい」と160万再生【海外】
  7. /nl/articles/2503/11/news032.jpg 100均の文具でガンプラをリアルに! 目からウロコのディテールアップ術に称賛「天才の所業」
  8. /nl/articles/2503/09/news003.jpg 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  9. /nl/articles/2503/11/news112.jpg 『ちいかわ』にあのミスドが!? “ポン・デ・リング”に思わず大興奮 「影響力やば」「買いたくなる」
  10. /nl/articles/2503/11/news149.jpg 第5子妊娠の辻希美、ボロボロの“絶対ヤバい格好”で2時間うろうろ……気まずすぎる出来事発生に「なんで分かる?」「こういうイメージ?」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  2. 愛猫が見つめる先にいるのは……? “まさかの来訪者”に思わず仰天 「うそっ?」「お庭に来るんですね!!」
  3. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  4. 壊れて捨てるしかないバケツをリメイクしたら…… 想像もつかない大変身が830万再生「想像力がすごい」【海外】
  5. そうはならんやろ ヤマト運輸公式とLINEで遊んでいたら…… 突然訪れた“予想外の展開”に28万いいね
  6. 「ウソやろ」 松屋の“530円丼”、衝撃的なビジュアルにネット騒然 「コレで良いんだよ丼」「開き直り感がすごい」
  7. ダイソーのセルフレジが「身に覚えのない商品」を認識→“まさかの正体”に大仰天 「そんなことあるんですね」
  8. 余ってるクリアファイル、半分折ってカットするだけで…… 目からウロコな便利グッズに「天才すぎる!」「素晴らしいアイデア」
  9. 「マジで天才」 無印良品から新発売の“350円文房具”に絶賛の声相次ぐ 「便利すぎる!」「これはいい」
  10. 「スト6」の公式世界大会で福島県のチームに所属する「翔」が優勝 賞金100万ドル獲得
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に