インタビューで炎上した「Copy writing」騒動について「青春基地」が謝罪 記事掲載続行の見解
無断転載の問題について事前に把握しないまま、記事を配信してしまった。
パクツイや無断転載で問題になっていたアカウント「Copy writing」(@Copy__writing)がインタビューを受けて炎上した件で、記事を掲載した青春基地は無断転載の問題について事前に把握しないまま記事を配信をしてしまった点を謝罪するも、記者である高校生の意向を尊重し、記事は取り下げず掲載していくとする編集部の見解を公開しました。
「Copy writing」は他のユーザーが投稿したツイートをそのままコピペして投稿したり、画像を無断転載するいわゆる「パクツイ」の常習犯。最近は営利・宣伝目的と思われるツイートもしており、「パクツイで人を集めて利益を得ているのでは」といった疑惑の声も上がっていました。
1月27日に高校生たちが記者を務めるニュースサイト「青春基地」にインタビューが掲載されると、これまでにツイートや画像を無断転載されてきたユーザーたちを中心に怒りの声を上がり炎上。フォロワー数が万単位で激減、翌28日になってアカウントが消滅する事態に発展しました。
そこで青春基地では1月30日、代表の石黒和己氏名義で「TwitterアカウントCopy writing、Fallさんの記事に関する騒動につきまして」と題する見解を発表するに至りました。そこでは、インタビューに関して読者から指摘があったことと、アクセス過多のためサイトが複数回サーバーダウンをしてしまったことを謝罪。メディアのコンセプトを重視し、記者である高校生の意見を尊重して、引き続き記事を掲載すると発表しました。
記者である高校生は「私自身、反省すべき点は多々ありますが、インタビューで主にお伺いしていたのは無断転載が指摘されている『@Copy__writing』についてではなく、ご自身の言葉で発信している『@No_001_Bitch』についてであり、そのインタビュー内容に私自身が感銘を受けたことには変わりありません」とコメントしています。
しかし、ネットではそもそもインタビューのタイトルが「@Copy_writing中の人インタビュー」だったり、冒頭から「どんなときに、@Copywritingでつぶやくんですか?」と質問していたりと整合性がとれていない点や、問題の本質といえる無断転載についての編集部の見解がない点など、その対応に疑問視する声が挙がっています。
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漫画「パクツイBOTスレイヤー」作者のナカシマ723さんが作成。
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