「こち亀」7m超の絵巻物を神田明神に永年奉納へ 担当「歴史的事業であり、歴史的事件」

連載40周年を迎える「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。作中に頻出していた神田明神に、秋本治さん描き下ろしの絵巻物を神宝として奉納することに。

» 2016年06月27日 11時54分 公開
[ねとらぼ]

 漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載40周年を記念して、作者の秋本治さんが描き下ろす7メートル超えの絵巻物が、今秋に神田明神(東京都千代田区)へ神宝として永年奉納されることが発表されました。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 6月27日発売の週刊少年ジャンプで発表 (C)秋本治・アトリエびーだま/集英社、(C)「週刊少年ジャンプ」2016年30号/集英社

 同作に神田明神が度々登場することから、両者の関係性をより深めるコラボ企画として実施。奉納された絵巻は神宝として永遠に保存されます。9月14日〜26日に日本橋タカシマヤで開催される「こち亀展」でも展示される予定。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 「こち亀展」公式サイト

 奉納について神田明神の岸川雅範さんは、「神田明神は今から約1300年前に創建され、縁結び、商売繁盛勝負運の神さまを祀る神社で、東京の守り神として有名です。(中略)このたびの秋本治先生の絵巻のご奉納は、神田明神と江戸東京にとって歴史上、重要な出来事の一つになると思います」とその価値を説明。同作の担当編集者である山中陽さんは「これは歴史的事業であり、歴史的事件でもあります。過酷な週刊連載をこなしながら、7メートルを超える彩色描きおろし絵巻の制作。未来永劫、秋本先生以外では成し得ない絵巻になるでしょう」とコメントしました。

 企画は6月27日発売の「週刊少年ジャンプ」30号で発表。秋本さんが和紙にガラスペンや筆ペンを使ってキャラを描くなど、絵巻物の制作風景が写真で紹介されています。

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