エビとカニの展示数は世界一!(多分) 日本一貧乏な水族館と言われた「エビとカニの水族館」は今どうなってる? - PR
「arrows SV F-03H」の高性能な広角カメラで甲殻類を撮影してきました。
甲殻類、特にエビやカニには不思議な魅力がある。横に歩いたり後ろに向かって跳んだりするヘンテコな動作が楽しいし、陸にいたら明らかに虫なのに水中にいるとなぜか許せてしまう見た目もユニークだ。そして何より食べるとおいしい。
そんなエビとカニに特化した水族館が和歌山県の「すさみ町立エビとカニの水族館」だ。水族館の主役というと珍しい魚やイルカショーなどが一般的なのに、まさかのエビとカニをメインに抜擢するという大胆な采配。確かにエビやカニは面白いけど主役の添え物として輝くキャラクターで、なんだか「カレー屋」ではなく「福神漬け屋」を開くような無謀さを感じる。実際、一時は不人気から町からの委託金がゼロになり「日本一貧乏な水族館」という自虐的な二つ名を名乗っていたこともある。
当時は閉館も考えたそうだが熱心な地元民のサポートもあって存続。さらにエビとカニというシュールなコンセプトがメディアに取り上げられてじわじわと話題になり、昨年9月には道の駅すさみに移転して規模も少し大きくなった。エビとカニだけだって水族館としてやっていけるらしいのだ。正直「ホントかよ」と思った。
突然だけど、富士通の2016年夏モデルのスマートフォン「arrows SV F-03H」には高性能な「広角カメラ」が搭載されている。広い範囲をたっぷり撮影でき、薄暗い室内でもキレイに撮れる。そんな広角カメラで撮るべきものと言ったら一つしかない。そう、甲殻類だ。
というわけで、強引なダジャレで関係者を説得してエビとカニの水族館に行ってきました。
すさみ町立エビとカニの水族館
入り口からいきなり大きな水槽にいるタカアシガニが目に飛び込んでくる。通常の水族館だと「深海の世界」みたいな水槽にいる1キャラクターだが、ここでは堂々と看板を張っている。ハサミを広げると4メートルを超える「世界最大のカニ」は確かにカニ界のスターの貫禄がある。
「世界最大のエビ」もいる。ザリガニの仲間である「アメリカンロブスター」で、大きいものだと1メートルを超えるそうだ。「世界一甲羅の大きいカニ」というのもいて、こちらは「オーストラリアンキングクラブ」という。入館早々「世界一」みたいなメジャー選手が次々登場するあたりはさすが「エビとカニの水族館」だけある。ちなみに今言ったエビとカニは全部食べられるらしい。
今ではすっかり人気キャラになったダイオウグソクムシもいる。これも「世界最大のダンゴムシ」の異名を持つ立派な甲殻類。一切エサを食べない個体が有名になったが、ここのダイオウグソクムシは2日に1回エサを与えられており、もりもりエサを食べるそうだ。そしてめちゃくちゃよく動いていた。ダイオウグソクムシめっちゃ活発。俺の知ってるのと違う。
そもそもなんで「エビとカニ」というコンセプトが生まれたのか? 実はすさみ町では秋から冬にかけて伊勢エビ漁を行っており、同時に伊勢エビ以外のエビやカニも獲れるのだけど、それらは売り物にならないのだそう。ならばそれを有効利用しよう、ということで「エビとカニの水族館」は生まれた。漁で余った「いらない子」たちを無料でもらってきた形だ。捨てるカニあれば拾うエビあり、みたいな言葉が浮かぶ。
現在展示されているのは約150種類。前述のようなメジャーどころだけでなく、国内でここにしかいないエビやカニもたくさんいる。むしろそのマニアックさこそがこの水族館最大の魅力だろう。
展示の仕方にもユニークなこだわりがある。カブトガニの脚の構造が見えるよう天井に設置された水槽や、透明なドームに入ってヤシガニを間近に見られる「ヤシガニドーム」、潜水艇をイメージした丸窓からエビやカニをのぞける「海底探検潜水艇」などだ。
テーマは「なるべくお金をかけずに面白いものを作る」。嫌われがちな生き物をあえてじっくり観察してみよう、という「フナムシ」の展示は飼育員がそこらへんの海で捕まえてきて作ったそうだ。無料で捕れて飼育も楽。あとは見せ方を工夫する。時々水槽の外に逃げ出して館内から悲鳴が聞こえるなど結構人気(?)になっているらしい。
「エビとカニの水族館」だけど甲殻類以外の生き物もちょっとはいる。例えばでっかいウツボの水槽。実は伊勢エビの天敵はタコなのだけど、ウツボはそのタコが大好物。エビと共生する生き物ということで展示されているわけだ。ちなみに広角カメラを使うとこの長〜いウツボも余裕で撮影できる。もう忘れている人もいると思うけど、この記事の写真はほぼ全部「arrows SV F-03H」で撮っています。
あと何故かウミガメとアザラシもいる。これはさすがにエビもカニも関係ない。エビとカニの水族館では海や水族館がない町のデパートなどで期間限定の水族館を開く「移動水族館」というサービスも行っており、彼らはその際に活躍する人気者だ。この移動水族館の収入が苦しい時代の経営をかなり支えてくれたそう。出稼ぎでエビとカニを支える大黒柱的な存在だ。
リニューアル後の人気は上々で、年間3万人だった来館者数が10万人ペースに増えた。おかげで「日本一貧乏な水族館」からは脱却する目処がついたそうだ。今後の目標はエビとカニの展示種類数でぶっちぎりの世界一になること。案内してくれた担当者は「魚はあくまでアクセント。今後もエビとカニにこだわってもっとマニアックなエビとカニを入れていきたい」と語っていた。この1人だけ全然違う方向に全力疾走していく感じが最高だ。
あともう忘れている人もいると思うけど、「arrows SV F-03H」は薄暗い場所での撮影に適した高性能レンズを使っていて、わりとマジで水族館での撮影にはぴったりでした。みなさんもぜひ「arrows SV F-03H」を持ってエビとカニの水族館に行き、広角カメラで思う存分甲殻類を撮りまくってほしい。
取材協力:すさみ町立エビとカニの水族館
和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1
TEL : 0739-58-8007
開館時間:9時〜18時(10月〜3月は17時まで)
休館日:なし
入館料:大人800円 小中学生500円 幼児300円
提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ 編集部/掲載内容有効期限:2016年6月30日
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