“スネイプ先生”ことアラン・リックマンの遺作「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」が日本公開決定

国防相の“ベンソン中将”として出演。

» 2016年08月19日 14時39分 公開
[はためく惑星ねとらぼ]

 2016年1月にがんで亡くなった俳優のアラン・リックマン(関連記事)。彼の遺作となった映画「EYE IN THE SKY」が、「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」の邦題で2016年冬に日本公開されることが決定しました。

「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」が日本で公開決定 アラン・リックマンの遺作「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」が日本公開決定。TOHOシネマズ、シャンテ他全国の劇場で公開

 アランは映画「ハリー・ポッター」シリーズで、スリザリン寮長のセブルス・スネイプ先生として世界的に広く知られていました。2016年1月14日、69歳で亡くなった彼の訃報にはハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフさんや「ハリーポッター」原作者のJ・K・ローリングさんといった多数の人たちからの追悼メッセージが寄せられました。(関連記事

ダニエル・ラドクリフさんによる追悼コメント アランの追悼には、ダニエル・ラドクリフさんなど数多くのコメントが

 遺作となった映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」は、技術の発達により戦場から遠く離れた会議室で行われる戦争を描いた軍事サスペンス作品。大規模自爆テロを計画するテロリストをドローンでせん滅する英米合同軍事作戦の中、作戦の殺傷圏内にいた幼女を巡り、指揮官の正義感や上層部からの干渉などさまざまな思惑が交錯します。

 現代の戦争の闇を巧みに描き、同時に何が正義かというモラルも問う同作は、映画評価サイト「ROTTEN TOMATO」で批評家評価95%を獲得。「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」に次ぐ問題作と称されました。

映画「EYE IN THE SKY」海外版トレイラー

 主演は映画「クイーン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。共演者には、テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度エミー賞を受賞したアーロン・ポールが出演。監督は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」などを手掛けたギャヴィン・フッドが担当。プロデューサーは、自身も俳優として「キングスマン」など多数の作品に出演するコリン・ファースが務めています。

 劇中でヘレン・ミレンが演じるのは、少女を犠牲にしてでも作戦を遂行しようとするイギリス軍諜報機関の“キャサリン・パウエル大佐”。アーロン・ポールはアメリカ・ネバダ州でドローンを操るパイロット“スティーブ”として出演。アランは、キャサリン大佐と協力して作戦を指揮する国防相の“ベンソン中将”として出演します。

(C) eOne Films (EITS) Limited

関連キーワード

映画 | 追悼 | 訃報 | 俳優 | ハリー・ポッター


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」