香川・琴平電鉄のイルカの「ことちゃん」 誕生は「ことでんが要るか、要らないか」との話し合いに由来?→事実です

最近はLINEスタンプも人気のイルカさんです。

» 2017年01月24日 15時51分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 香川県を走る高松琴平電気鉄道(通称:ことでん)のマスコットキャラクターでイルカの「ことちゃん」。その誕生の由来は闇が深すぎる「大人の事情」からだった――とするウワサがTwitterを駆け巡っています。ことちゃん誕生の経緯をことでんに聞きました。


ことでん ことでんのマスコット「ことちゃん」(高松琴平電気鉄道公式サイトより)

 ことちゃんは「ことでん」のマスコットで、2002年に誕生。初のイルカの駅員さんとして子どもたちにも親しまれています。

 そんな「ことちゃん」ですが、誕生の経緯についてWikipediaでは「民事再生法適用前のサービスはことでんバスとともにお世辞にも良いとはいえず、バス運転手や車掌、駅員の乗客に対する横柄な態度も問題視されていた。そのため民事再生法適用時も『身から出た錆(さび)』『鉄道は要るがことでんは要らない』など住民はことでん擁護や支援に消極的だった」「マスコットキャラクター『ことちゃん』がイルカになった理由は、この時に『ことでんは要るか、要らないか』と話し合ったことに由来する」となかなかダークな理由が記載されており、「負の歴史でわろた」「ヘビーな由来」とネット上をざわつかせています。

 とはいえ、これはあくまでもWikipediaの情報。一企業がマスコットキャラクターをそんな理由で決めることがあるのか、ことでんに聞いてみました。


ことでん 公式サイトでうどんをすすることちゃん(高松琴平電気鉄道公式サイトより)

 ことでんに聞いた「ことちゃん」誕生秘話

――早速ですが、「ことちゃん」誕生の経緯について「ことでんは要るか、要らないか」という話し合ったことに由来するというウワサがネット上で流れているのですが

ことでん:はい、事実です。

――じ、事実……なんですか!?

ことでん:はい。表向きは「大人の事情」と表現していますが、その通りです。2003年にはことちゃんのお嫁さんでピンクイルカの、ことみちゃんも登場し、人気です。


 ことちゃんはことでんの依頼でキャラフィックラボのりさこさんが考案。2013年にはご当地キャラ総選挙に出馬したこともあります。


ことでん ことちゃん ことことすたんぷ(LINEストアより)

 最近ではことちゃんがことこと煮込まれている姿など、これまた使いどころに困るタイプ(ほめ言葉)のLINEスタンプ2種類(各120円)がリリースされるなど、人気は健在のようです。

 なんともダークな理由で誕生したことちゃんですが、「釜玉うどんが大好物」という、多分うどん県では一般的なイルカです。見かけた際には煮込もうとせず、優しくしてあげてください。

(Kikka)

関連キーワード

イルカ | マスコット | 由来 | ご当地 | 人気


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」