山形県警が公開している詐欺対策4コマがやたらブラック 山形県警に作者の正体を聞いた

作者の「古戸うさん」さん、一体何者なんだ……。

» 2017年01月24日 20時35分 公開
[福田瑠千代ねとらぼ]

 山形県警が公開している、詐欺に対する意識向上を目的とした4コマ漫画が予想を裏切る展開の連続で、Twitterを中心に密かな人気を集めています。

山形県警が公開している詐欺対策4コマがやたらブラック ひぃっ

 この4コマ漫画はよくある一方的な注意喚起という形にはなっておらず、詐欺グループの人間が主役級のキャラとして登場することもしばしば。ウソの儲け話を持ちかけた詐欺師が電話口の別の詐欺師に騙されてしまう展開や、詐欺商材を巧妙に作成しすぎたせいで身内の詐欺師が引っかかってしまう展開など、実在の詐欺手口を紹介しつつ先の読めない展開で畳み掛けてきます。

山形県警が公開している詐欺対策4コマがやたらブラック 詐欺グループより怖い
山形県警が公開している詐欺対策4コマがやたらブラック おっちょこちょいさん


 詐欺師を主役にしたもの以外にも、架空請求の電話を受けた女性が「お金がもったいないから、サイト接続は彼氏のスマホでしかやらない」という理由で電話口の相手を詐欺師と見破り撃退するなど、どこかブラックなテイスト。また、ややマイナーな詐欺手口として、一方的に蟹を送りつけてその代金を請求する「カニカニ詐欺」を取り上げるなど、なかなか勉強になる内容にもなっています。

山形県警が公開している詐欺対策4コマがやたらブラック そんな手口が
山形県警が公開している詐欺対策4コマがやたらブラック 因果応報……


 作者欄を見ると「古戸うさん」というペンネームが。この破天荒な4コマ漫画を描いたのは一体何者なのか? さっそく山形県警に問い合わせてみると、漫画が掲載されたのが2014年ごろというところまでは分かったものの、担当者が移動になっているため詳細はすぐには分からないとの回答。後日あらためて問い合わせると、詐欺被害の相談が増加していたことを背景に、当時の担当者が県内某大学の学生に依頼して作成したものだったことがわかりました。編集部では、当時やりとりに使われていたという作者のメールアドレスに取材を試みましたが、現在のところ返信はありません。古戸うさんさん、もし記事をご覧になられていたらぜひご一報ください!

advertisement

4コマ漫画提供:山形県警


関連キーワード

詐欺 | 4コマ漫画 | 漫画 | 警察


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/20/news011.jpg 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  2. /nl/articles/2502/20/news027.jpg 愛犬とのお散歩中、腹痛で急いで帰宅した飼い主→放置したワンコをみると…… けなげ過ぎる“まさかの待ち姿”にキュンとする
  3. /nl/articles/2502/20/news092.jpg かぎ針編みしたコースターに、飲み物を乗せた瞬間……! アッと声がでる光景へ「かわいいぃぃ」「作り方教えて!」【海外】
  4. /nl/articles/2502/19/news183.jpg 「つばくろうがいなくなったら……」 つば九郎を支えたスタッフ逝去 “1年前”のブログ投稿に「泣けてきた」
  5. /nl/articles/2502/18/news053.jpg “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  6. /nl/articles/2502/17/news061.jpg ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  7. /nl/articles/2502/19/news004.jpg 古いタオルを切り出すと……? “全く別の日用品”に生まれ変わる技に「素晴らしいアイデア」「最高!」と340万再生
  8. /nl/articles/2502/20/news074.jpg 大阪・梅田のど真ん中で派手にスカート裂けた → 笑うしかない大失態に「ちょ待てよ」「こうなった時の気持ち考えて」
  9. /nl/articles/2502/20/news091.jpg すっぴんボサボサのママがメイクをしたら…… 目を疑う“衝撃の変身”が250万再生「飲み物吹いたw」「同一人物と思えない」【海外】
  10. /nl/articles/2502/20/news031.jpg ホームセンターで買った“最強の掃除屋”を水槽に入れたら…… 驚きの変化に「便利」「試してみます」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  4. 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
  5. “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
  6. 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
  7. 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
  8. サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
  9. ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  10. 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議