もしも「マッチ売りの少女」の世界にネットがあったら? NTT東日本が名作の世界で全力を出してみた結果

マッチ売りの少女「あーダメだ。ネットで売ろ」

» 2017年02月08日 10時00分 公開
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 「マッチ売りの少女」「走れメロス」「奥の細道」――こうした名作の世界にもしもネットや電話があったらどんな物語になる? NTT東日本がそんなコンセプトで制作した動画シリーズ「弊社があの名作をお手伝いしてみました」がなんともシュールなことになっています。


NTT東日本「弊社があの名作をお手伝いしてみました」 NTT東日本「弊社があの名作をお手伝いしてみました」


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NTT東日本版「マッチ売りの少女」

 「マッチいかがですか」と呼びかけるも誰にも買ってもらえないマッチ売りの少女。本来なら寒空の下で震える少女の切ないストーリーが展開する……はずが、この世界の少女は「あーダメだ。ネットで売ろ」とあっさり家に引き返します。帰るのか……。


NTT東日本「弊社があの名作をお手伝いしてみました」 「マッチ買ってください〜」

NTT東日本「弊社があの名作をお手伝いしてみました」 「あーダメだ。ネットで売ろ」


 ネット販売の強みを生かして「マッチ箱マニア」というニッチな顧客を獲得し、順調に売り上げを伸ばしていく少女。暖かい部屋でラーメンをすすりながら「売れてる売れてる」とPCの画面を見つめるという、原作とは正反対の悠々自適な生活を送っています。ただの商売上手なネット起業家じゃねえか!


NTT東日本「弊社があの名作をお手伝いしてみました」 ネット通信のおかげでマッチ売りの少女は効率的に富を得ることができました(ハッピーエンド)

 特設サイトではこの他にも、「途中でセリヌンティウスに電話連絡するせいで全然緊張感がない走れメロス」「若い女性の間で人気の旅ブログ扱いされる奥の細道」などの動画を公開中。さらに今後は新作動画も続々追加されていく予定となっています。名作の威厳や情緒みたいなものはだいぶどっかにいってしまっている気がしますが、それだけ現代の通信環境は便利なものなんだということがよく分かりますね……。


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提供:東日本電信電話株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2017年2月21日