ニュース
» 2017年02月14日 15時47分 公開

菅田将暉×桐谷健太のW主演で「火花」映画化決定 板尾創路監督で2017年11月公開へ

「役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ」(桐谷健太)。

[西尾泰三,ねとらぼ]

 第153回芥川賞を受賞した又吉直樹さんの小説「火花」の映画化が東宝から発表されました。auのCM「三太郎」シリーズの「鬼ちゃん」「浦ちゃん」でも知られ、ともに大阪出身の菅田将暉さんと桐谷健太さんのダブル主演で、監督は板尾創路さん。2017年11月に公開予定です。

映画「火花」メーンキャスト 映画「火花」。菅田将暉×桐谷健太のダブル主演で2017年11月に公開へ

 漫才の世界で結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が現実の壁に阻まれ、才能と葛藤しながら歩み続ける姿を描いた又吉さん初の純文学作品は、累計発行部数283万部(文庫初版部数含む)を突破するベストセラーに。2016年6月にはストリーミング配信大手の「Netflix」で連続ドラマ化されたほか、コミカライズ作品も登場しています。

 映画のメーンキャストには、又吉さんが「お三方とも僕にとって色気と才気が爆発している特別な俳優」と話す菅田さんと桐谷さんに加え、神谷の恋人で作品のヒロインとなる真樹に木村文乃さん。徳永と神谷、それぞれの相方には川谷修士さん(2丁拳銃)、三浦誠己さんがキャスティングされています。

徳永と神谷、それぞれの相方には川谷修士さん(2丁拳銃)、三浦誠己さんを起用

 「語りを画にして登場人物の思いを観客に届けるのが私の今回の一番の仕事」と語るのは、監督の板尾さん。これまで「板尾創路の脱獄王」「月光ノ仮面」などで監督経験もある板尾さんについて又吉さんは「子どものころから尊敬している板尾さんに預かっていただけることがうれしくてなりません」とコメント。なお、同作の脚本には板尾さんと長年付き合いのある映画監督の豊田利晃さん(『青い春』『クローズEXPLODE』など)が参加します。

板尾創路又吉直樹 「キャスティングに関しては、関西出身のドリームキャストで何の心配もしていません。最終的に『スパークス』と『あほんだら』という二組の漫才コンビを誕生させ、M1グランプリに出場させたい」と板尾さん

 徳永を演じる菅田さんは、2016年だけで9本、2017年も「キセキ―あの日のソビト―」「帝一の國」などの主演作がある人気の若手俳優。芸人を演じることには怖さがあったといいますが、「板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました」とリラックスして臨んでいる心境をコメントで寄せています。それぞれのコメントは以下の通りです。

菅田将暉コメント

 お笑いがなかったら、今の僕は存在していないと思います。常に芸人さんの繰り出すパンチが好きで好きで好きで好きで仕方なかった。人を笑わす、この痛みが無いと生きていけないとすら思っています。そんな自分にとって神様であり日常である芸人さんを演じるという事にものすごく怖さがあります。

 でも板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました。だってこんなにおもろそうな座組。原作。そして聞いたら芸人さんあるあるだと言うじゃないですか。知りたい。そんな欲求がある事をお赦しください。ただ好きなものにまい進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド一本のステージに立たせて頂きます。

 映画『火花』宜しくお願いします。

桐谷健太コメント

 幼いころから、人を笑かして笑顔と笑い声が生まれた時のエネルギーが大好きでした。

 同時にウケへんかったら…とゆう、底知れぬ恐怖を感じ、眠れない夜も何度もありました。

 人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それをなりわいとする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です。そんな世界に生きようとする、いとおしい男たちの物語。役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ。

木村文乃コメント

 誰もが知ってる物語の、誰もがどこかで経験したことのある苦さのなかで、少しだけホッといられるような存在になれるよう、板尾監督を信じてスタッフキャストの皆さんと一歩一歩踏みしめていけたらと思っています。

監督:板尾創路コメント

 この小説を映像脚本にするのは大変苦労しました。

 語りを画にして登場人物の思いを観客に届けるのが私の今回の一番の仕事だと思い半年かけて脚本を作りました。キャスティングに関しては、関西出身のドリームキャストで何の心配もしていません。最終的に「スパークス」と「あほんだら」という二組の漫才コンビを誕生させ、M1グランプリに出場させたいです。

原作:又吉直樹コメント

 「火花」は自分の作品ではありますが、舞台に立ったすべての芸人、それを支えてくださった多くの人達が大切に共有していた風景を、たまたま僕が書かせてもらっただけだと思っています。謙遜などではなく、むしろ大それた恥ずかしい発言かもしれませんが本気です。

 その風景を子どものころから尊敬している板尾さんに預かっていただけることが嬉くてなりません。脚本は豊田利晃さん。僕が東京で最初に好きになった大人です。キャストを聞いたときも興奮しました。菅田将暉さん、桐谷健太さん、木村文乃さん、お三方とも僕にとって色気と才気が爆発している特別な俳優さんです。そして、2丁拳銃・修士さん、俳優の三浦誠己さん。昔からお世話になっている大好きな先輩なので心強いです。なぜでしょう。

 監督、脚本、俳優、優しいけれどけんかが強い方々ばかりがそろった印象です。ドキドキしてきました。よろしくお願いいたします。

(C)2017「火花」製作委員会

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2206/24/news020.jpg よそ者には厳しい甲斐犬が、家族と認めた子柴犬を…… 全力で守る姿に「深い愛情に泣ける」「誠実さがかわいい」
  2. /nl/articles/2206/25/news001.jpg 犬「お風呂いやあああああ!」 風呂に入らないために抵抗するゴールデンレトリバーがかわいい 【スペイン】
  3. /nl/articles/2206/25/news006.jpg 「柴犬の生首かと!」「笑いすぎておなか痛い」「神々しい……」 西日が生んだ奇跡のワンコに爆笑の声
  4. /nl/articles/2206/22/news217.jpg 人生29年でいまさらエヴァ旧劇場版を見たら1時間ベッドで呆けた話 「こうする以外に、道はなかったのだろうか……」
  5. /nl/articles/2206/23/news005.jpg 1匹の子猫を保護すると……草むらから子猫の群れが! 助けを求める様に寄ってくる姿がいじらしい【米】
  6. /nl/articles/2206/24/news120.jpg めちゃくちゃ目立ちそう! 元俳優・成宮寛貴、ほぼ変装なしのディズニーシーに現れた姿がオーラだだ漏れ
  7. /nl/articles/2206/23/news188.jpg “BIG BOSS”新庄剛志、山田勝彦コーチへの中傷に反論 心ない言葉に断固たる姿勢「即ブロック」「shinjo freedomに来なくて良い」
  8. /nl/articles/2206/25/news005.jpg 散歩中の愛犬が用水路で立ち止まり…… 震えるチワワを発見→救助の展開に「賢いワンちゃん」「おうちに帰れてよかった」の声
  9. /nl/articles/2206/24/news206.jpg これは着こなせない……! 工藤静香、体形くっきりのスーツ姿に「お腹ぺったんこ!!」「凄い細い」と驚きの声
  10. /nl/articles/2003/17/news132.jpg アイスダンス元日本代表のクリス・リードさん逝去、織田信成らが追悼 数日前にブログ更新で今後の抱負つづっていた

先週の総合アクセスTOP10

  1. ダルビッシュ有&聖子、14歳息子のピッチングがすでに大物 「球速も相当出てる」「アスリート遺伝子スゴい」
  2. 大家に「何でもしていい」と言われた結果 → 台所が隠れ家バー風に! DIYでリフォームした部屋の変化に驚きの声
  3. 中谷美紀、外国人夫の連れ子や元妻と楽しい団らん 国籍や目の色など何もかも違えど「これでも家族」
  4. デヴィ夫人、15歳の愛孫・キランさんが社交界デビュー 「山高帽にモーニング」華麗なる正装姿が超ハンサム
  5. 法隆寺がクラファンを開始 わずか1日で目標金額2000万円を達成「予想もしていなかった早さ」
  6. 元保護子猫に、ずっと欲しがっていたぬいぐるみをあげたら…… 予想外の反応に「人間の子供みたい!」の声
  7. 7歳息子が初おつかいに行ったときのレシート、よく見ると…… ママへの愛がつまったエピソードに「泣ける」の声
  8. 才賀紀左衛門、“親密な女性”の初顔出しショット公開 パッチリした目にスッキリした鼻筋で「想像通り美しい」「綺麗な方!」
  9. 愛犬に「子猫が大変です!!」と呼び出された飼い主、ついて行くと…… まさかの“無免許運転”発覚に「かわいすぎるw」
  10. 見事な「赤富士」を捉えた山中湖のライブカメラ映像に驚きと感動の声 葛飾北斎「凱風快晴」のような絶景……!

先月の総合アクセスTOP10

  1. この写真の中に1人の自衛隊員が隠れています 自衛隊が出したクイズが難問すぎる……「答え見ても分からない」と人気
  2. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  3. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  4. この写真の中に2人の狙撃手が隠れています 陸自が出したクイズが難しすぎて人気 まじで分からん!
  5. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  6. 誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
  7. 名倉潤、妻・渡辺満里奈との結婚17周年に“NY新婚旅行”ショット 「妻には感謝しかありません」と愛のメッセージも
  8. 植毛手術のいしだ壱成、イメチェンした“さっぱり短髪”が好評 「凄く似合ってます」「短い方が絶対いい」
  9. 「ビビるくらい目が覚める」「生活クオリティ上がった」 品薄続く「ヤクルト1000」なぜ、いつから人気に? 「悪夢を見る」ウワサについても聞いてみた
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」