「美女と野獣」「ベイマックス」アトラクションがやってくる:2020年春、東京ディズニーランドが大きくなる! 新エリア起工式にミッキーもやってきた
ディズニーランドの拡張工事がいよいよスタート。「美女と野獣」の野獣の城などが誕生します。
かつてウォルト・ディズニーはこう言いました――「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」。ここ、日本の東京ディズニーランドも、新たな成長の第1歩を踏み出しました。
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは2017年4月5日朝、2020年春にオープンを予定している大規模開発エリアの起工式を行いました。当日はミッキーマウスとその仲間たちも登場、謎につつまれた新エリアの全貌もほんの少しだけ明らかになりました。早速、その様子をレポートしましょう。
セレモニーにはミッキー&ミニーも登場!
開発予定地は、これまで「グランドサーキット・レースウェイ」(2017年1月11日にクローズ済み:関連記事)があったエリアで、現在はほぼ更地になっています。ここに新たに、「美女と野獣エリア(仮称)」「ライブエンターテイメントシアター(名称未定)」「『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)」「ミニーマウスの新キャラクターグリーティング施設」などが、2020年春にオープンする予定です。投資額は東京ディズニーシーの新アトラクションを含め、750億円規模と発表されています。
この起工式とセレモニーには、ウォルト・ディズニー パーク&リゾート プレジデント/マネージング・ディレクター アジアのビル・アーネスト氏、オリエンタルランド代表取締役会長兼CEOの加賀見俊夫氏、同社代表取締役社長兼COOの上西京一郎氏、そしてミッキーマウスとミニーマウスが登場しました。
上西氏は、この起工式で「新たな夢に向かって動き出し、ハピネスを届けられることを確信している。この起工式をきっかけに、東京ディズニーリゾートはまさに、新たな夢に向かって始動する」とコメントします。そしてアーネスト氏は、2020年にオープンするこのエリアを「皆さんのお気に入りの物語に、いのちが宿ります。大好きなキャラクターに出会い、新しい世界に体験する機会が増えます。これが、ディズニーのストーリーテリングの手法なのです」と述べました。
東京ディズニーランドの新エリアとは?
ここで東京ディズニーランドの「大規模開発エリア」についておさらいしておきましょう。東京ディズニーランドでは2020年春を目標に、ファンタジーランドを中心に新たなアトラクション、および施設を導入することを発表しています。その投資規模は、なんと750億円。当初2014年10月に「アナと雪の女王」のエリアを含む発表があったのですが、その後2015年に計画を見直し、美女と野獣やベイマックスをテーマにしたアトラクションなどが新たに発表されました。
では、その内容を分かっている範囲でお伝えしましょう。
美女と野獣エリア(仮称)
「美女と野獣エリア(仮称)」では、新たに美女と野獣をテーマにした日本オリジナルの大型アトラクションと、ショップ、レストランがオープンします。公式アートにはガストンと、ガストンのレストランが描かれていますね。これはアメリカ、ウォルト・ディズニー・ワールドにある「Gaston's Tavern」のイメージによく似ています。
そして美女と野獣エリア(仮称)にできる大型アトラクションも発表されています。野獣の城は高さ30メートル。映画の名曲に合わせて動くライドにのり、数々のシーンを体験するというもの。そして同じく美女と野獣をテーマにしたショップとレストランも登場します。導入時期は2020年春予定です。
ライブエンターテイメントシアター(名称未定)
このエリアには「ライブエンターテイメントシアター(名称未定)」が登場します。東京ディズニーランド初の本格的な屋内型シアターで、オリジナルのエンターテイメントプログラムが予定されています。定員は1500人で、2020年春にオープンする予定です。
『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)
ベイマックスをテーマにした新アトラクションが登場します。ライドタイプのアトラクションで、音楽に乗せ予測不可能な動きをしながら回転するタイプのアトラクションです。それぞれには「ケア・ロボット」がついているようですね。導入時期は2020年春予定です。
さらに、東京ディズニーリゾート初の「ポップコーン専門ショップ」も合わせて登場。宇宙をテーマにしたショップは複数のフレーバーのポップコーンを販売します。
新キャラクターグリーティング施設(名称未定)
トゥーンタウンには新たに、ミニーマウスとのグリーティング施設が作られます。ファッションデザイナーとして活躍するミニーマウスのスタジオという設定で、ミニーと一緒に写真を撮れるとのこと。トゥーンタウンにはミッキーと出会える場所がありますが、こちらもきっと大人気になることでしょう。こちらも2020年春に導入予定です。
ここまで大規模な拡張は東京ディズニーランドの34年の歴史でも初めて。東京でしか楽しめないアトラクションも含まれており、世界のディズニーファンが注目する大規模開発です。
実はそれよりも前に、さまざまなイベントが予定されています。2017年5月12日には東京ディズニーシーに「ニモ&フレンズ・シーライダー」がオープン、2018年4月15日は東京ディズニーランドの35周年、そして2019年には東京ディズニーシーに待望の新アトラクション「ソアリン(仮)」が登場する予定です。そして2020年、満を持してこの新エリアが登場するわけです。本当に楽しみですね。
なお、今回の開発に伴い、東京ディズニーランドのアトラクション「スタージェット」および「スペースプレース・ フードポート」「ライトバイト・サテライト」「ソーラー・レイズ・ライトサプライ」が2017年10月10日にクローズします。スタージェットのファンも多いと思いますので、そのまえにぜひ、東京ディズニーランドへどうぞ。
(C)Disney
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2017年3月1日にクローズ。2018年春にオープン予定。
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