東京ディズニーランド/東京ディズニーシーが今後の開発計画を発表 「美女と野獣」や「ベイマックス」など新アトラクションを投入へ

従来の計画を一部見直しています。

» 2016年04月27日 18時56分 公開
[コンタケねとらぼ]

 オリエンタルランドが、東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーの今後の開発計画について発表しました。2014年に発表した「2023 ありたい姿」から、開発計画の一部が見直されています。

 今回発表された新しい計画では、「グランドサーキット・レースウェイ」や「スタージェット」、一部の飲食施設、商品施設をクローズし、ファンタジーランドの新エリアとして大型アトラクションを有する「美女と野獣エリア(仮称)」や、ライブエンターテインメントシアターをオープンさせるほか、隣接するトゥモローランド、トゥーンタウンに新規アトラクション、新規キャラクターグリーティング施設の導入を予定。これら新規エリア/新規施設の開発に向けた総投資額は、750億円レベルとなる見込みです。


予定図 東京ディズニーランド開発エリアイメージ図

 「美女と野獣エリア(仮称)」はディズニー映画「美女と野獣」の世界を体感できる新エリアで、ファンタジーランドにオープンします。このエリアには、野獣の住む城やベルたちの住む村があり、まるで映画の世界に入り込んだような風景が広がっています。野獣の住む城にはディズニー映画「美女と野獣」をテーマにした日本オリジナルの大型アトラクションが導入されるほか、ベルたちの住む村にはショップやレストランがオープンするとのこと。アトラクションの体験時間は約8分で、2020年春オープン予定です。


全景 ファンタジーランド新エリアの全景


街並み 「美女と野獣エリア(仮称)」の街並み


外観 大型アトラクションの外観


体験シーン 大型アトラクションの体験シーン

 「ライブエンターテイメントシアター(名称未定)」は、ディズニーランド初の本格的な屋内シアター。絵本から飛び出してきたようなこのシアターでは、ディズニーキャラクターたちによる東京ディズニーランドオリジナルのエンターテインメントプログラムが繰り広げられます。定員は約1500人で、2020年春オープン予定。


外観 「ライブエンターテイメントシアター」の外観


内観 「ライブエンターテイメントシアター」の内観

 トゥモローランドにオープンする「『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)」は、ディズニー映画「ベイマックス」をテーマにしたライドアトラクション。体験時間は約1分30秒。アトラクションの隣には東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを通じて初となるポップコーンの専門ショップがオープンし、複数のフレーバーのポップコーンを販売します。2020年春オープン予定。


ベイマックス 「ベイマックス」をテーマにした新アトラクションの体験シーン

 トゥーンタウンにオープンする「新キャラクターグリーティング施設(名称未定)」は、おしゃれなファッションに身を包んだミニーマウスと、一緒に写真を撮れます。2020年春オープン予定。


グリーティング施設 「ベイマックス」をテーマにした新アトラクションの体験シーン

 東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバーに、ミュレータータイプの大型アトラクションを導入予定。このほかにもアトラクションやエンターテインメントプログラムの刷新やリニューアルを実施する予定とのこと。


開発エリア 東京ディズニーシー開発エリアイメージ図

 メディテレーニアンハーバーの新アトラクションでは、海外のディズニー・テーマパークで高い人気を誇る大型アトラクション「ソアリン(仮称)」を導入します。東京ディズニーシーではオリジナルのシーンも加わった最新の映像が楽しめるとのこと。体験時間は約5分で、2019年度オープン予定。


外観 「ソアリン(仮称)」の外観


体験シーン 「ソアリン(仮称)」の体験シーン

 また、2021年度以降の方針について、東京ディズニーランドではファンタジーランドを含めた7つのテーマランド全てを開発対象に、エリア規模での刷新を順次行うなどインパクトのある開発を進めていくそうです。東京ディズニーシーでは、複数の拡張用地を活用した大規模なパーク開発を予定。さらに、東京ディズニーリゾート内のホテル客室数の増加など、東京ディズニーリゾート全体の価値向上に向けたさまざまな検討を進めていくとしています。

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