くら寿司がネット上の誹謗中傷に反論 「看過できない」と情報開示請求に至った理由を説明
裁判官が「書き込みには公益性がある」と発言したとの報道も。
くら寿司は4月14日、「ネットニュースの記事内容につきまして」とするリリースを発表。ネット上で取り沙汰されている四大無添加不使用の定義と、一部報道への見解を示しました。
くら寿司によると2016年3月ごろ、ネット掲示板に「何が無添なのか書かれていない」「果糖ブドウ糖は入っているのか」「イカサマくさい」などとするコメントが書き込まれたとのこと。
この「イカサマくさい」という表現についてくら寿司は、侮辱にあたると厳しく言及。これまでに掲示板上でくら寿司の広報担当者が何度も投稿者に説明を試みたものの、担当者に対する侮辱もあったことを明かし、これ以上の匿名での誹謗中傷は看過できないとして、やむを得ず本人確認のための情報開示を東京地裁へ申し立てたとしています。
しかしこの申し立てについては産経新聞が、「書き込みは、くら社の社会的評価を低下させるものではなく、仮に低下させるとしても、書き込みには公益性があるため違法性はない」との裁判長の言葉を引用しながら、請求が棄却されたことを報じました。
これについてくら寿司は、現時点では裁判所からの正式な文書が届いていないしつつも、報道にあった裁判長の判断は「にわかには信じがたい」と説明。「全文書を確認したのち適切に対応してまいります」と今後も何らかの対応を取る可能性があることを示唆しました。
なお、騒動のきっかけとなった「何が無添加なのか」については、30年前から取引先にも協力をしてもらったうえで、「代表的な食材における四大添加物の証明書を店舗に掲示」している他、店舗内に全ての食材の表示をすることが物理的に難しいことから、全食材の情報を本部で厳正に管理しているといいます。
また「果糖ブドウ糖は入っているのか」などと指摘されていることについては、「添加物の話をしている中でその範疇(はんちゅう)から外れた食品扱いの果糖ブドウ糖の話が出てくる」「それがあたかも悪いものを当社が使っているという印象を与えかねない表現をしている」と、主張しています。
最後にくら寿司は「当社は、創業以来百種類以上ある四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料)を使用せず、様々な困難と社会的責任を背負い取り組んでまいりました」とコメント。
業界初の「時間制限管理システム」の導入を行ってきた経緯や「戦前の安心安全でそのものの味を生かした食を取り戻そう」という食の戦前回帰を企業コンセプトにしていることに触れながら、今後も安心安全な食の提供に努めるとしています。
画像:くら寿司公式サイトより
(Kikka)
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