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» 2017年07月10日 11時20分 公開
漫画家・くりた陸さん病死 代表作『ゆめ色クッキング』『オレの子ですか?』、同窓会誌『プラチナフレンド』にも尽力
7月4日早朝に亡くなったとのこと。
[宮澤諒,ねとらぼ]
『ゆめ色クッキング』『くじらの親子』『オレの子ですか?』などの作品で知られる漫画家のくりた陸さんが7月4日、病気のため亡くなりました。くりたさんのTwitterで報告されています。
くりたさんは、講談社の少女漫画誌『少女フレンド』や『デザート』『BE・LOVE』などで連載していた女性漫画家。2003年に乳がんの宣告を受けており、その後手術するもリンパへの転移が発覚。2014年には身辺整理とがんの治療費に充てることを理由に、漫画家の赤松健さんが代表取締役社長を務める「Jコミ」を通してカラー原稿や生原稿のオークション販売を実施していました(関連記事)。
また、2014年には『少女フレンド』で連載していた漫画家による同窓会誌『プラチナフレンド』刊行のためのクラウドファンディングを実施。くりたさんは同企画の発案者で、プロジェクトの中心人物の1人として刊行へ向けて活動していました(関連記事)。メンバーが運営する「プラチナフレンド企画室」のブログでも「くりた陸さん逝去のお知らせ」と題したエントリが公開。くりたさんの逝去を悼むコメントとともに、くりたさんの夫の「自分の知らない、みなさんと彼女の想い出をたくさん聞きたい」という思いに応えるため、「#くりた陸」のハッシュタグを付けて、作品や本人との思い出をツイートしてほしいと呼びかけています。
Twitterでは、赤松さんや、同企画でくりたさんとともに活動していた漫画家の吉沢蛍さん、寄田みゆきさん、栗原まもるさんらが思いをツイートしています。
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