「諦めるのはまだ早い」 “THE オタク”から3年かけてイケメンになったコスプレイヤーの劇的変化に驚きの声
見た目がイケメンになると、心もイケメンに。
イケメン女装コスプレイヤーが、自身の3年前の写真を公開して話題となっています。そこに写っていたのは、ボサボサ髪のゲジゲジ眉でぽっちゃりとした男性の姿――。あえて過去の自分を見せることで「描いてた未来へ、もう一度歩き出しましょう!」と呼びかけるコスプレイヤー・白狐堂ひや(@byakko_yun)さん(※9月21日追記:凍結によりアカウントは@byakko_yun2に変更されています)にお話を伺いました。
ひやさんは、東方Project、艦隊これくしょん、アイドルマスター シンデレラガールズ、ガンダムなどを中心に活動するコスプレイヤー。その美しい容姿から女装コスにも挑戦する「美人さん」です。
白狐堂ひやさんによるコスプレ
そんなひやさんですが、3年前までは身長168センチに対して体重が69キロの“ややぽちゃさえない男子”だったとカミングアウト。9月上旬に話題となった、美容院で髪を切る・ワックスをつける・毎日髭をそる・眉毛を整えるなどで「女子のいう清潔感の一次審査を通過できる」というツイートに関連し、自分もこれらを2014年から2017年まで実践していたとビフォーアフター写真を公開しました。これが同一人物とかマジか……!
白狐堂ひやさんに聞く、劇的変化のきっかけ
――ビフォーアフターのお写真びっくりしました。メガネ姿の『THE オタク』っぽい男性がこんなにかっこよくなるなんて。変化のきっかけはあったんでしょうか
白狐堂ひや:もともと容姿に関して悪く言われてきたため、自分に対して非常に強いコンプレックスがありました。それを変えて自分に自信をつけたかったんです。また友人Aが小まめに指摘してくれたというのも支えになりました。
――見た目が変わると、やはり気持ちも変わりますか
白狐堂ひや:前よりも自分に自信がつきました。「変わった」ことというより、「取り組んで何かをしたこと」への自信です。あとは他人と接するのが怖くなくなり、ハキハキ話すようになりましたね。
――周囲の方も変化に驚かれたのでは
白狐堂ひや:周囲からは「垢抜けた」「ザ・オタク感がなくなって爽やかに」「大人っぽくなった」と褒められました! 90を超えた大好きな祖母も、「かっこよくなった」と言ってくれました。
イメチェンの具体的な方法
――イメチェンの具体的な手順として、まず美容院でのカットを挙げられていますね
白狐堂ひや:特に指定はなしで、人相に似合うようにとお願いしています。またお店の人と仲良くなると、人柄に合わせたカットにしてくれるので、「自分に合った」髪を作り上げてくれると思います。
――次にワックスの使用ですね。これはなかなかセンスが必要だと思いますが
白狐堂ひや:自分もまだ下手なので、行きつけの美容院で分からないことをまとめ、質問してトライ&エラーをしてます。また眉と髭については、コスプレをする以上邪魔なので手入れせざるを得なくなったという感じです。髭は仕事柄小まめに整えていますが、眉はゲジゲジや垂れ眉にならないよう、細くなるよう意識しています。
――お写真では肌もきれいになっているように見えました
白狐堂ひや:友人Bから「赤みがひどいからお風呂に長くつかって、ピーリングを行い、汚れを出すこと」とかなりキツく言われまして、それに従いました。お風呂上りには化粧水と乳液も使っています。
――そういえばメガネも外されたんですね。目が大きくなっている気がします
白狐堂ひや:少し黒目が大きく見えるカラーコンタクトを使っています。もともと視力がとても悪くて、メガネだけではカバーしきれなくなったというのもあるのですが。また痩せることによって一重の人の場合、まぶたの脂肪が落ちて、目が大きくなるというのもあると思います。あとはコスプレのときにはアイプチを使用しているので、それで目が大きく見えているのかもしれません。
――69キロから54キロと15キロのダイエットにも成功されたんですね
白狐堂ひや:太る→痩せるを繰り返していました。悩んで友人のCに相談したら「10キロ走るのが基本」と言われたので、今年から毎日5〜10キロ走っています。また5キロのダンベルを購入して3日に一度リフティングしたり、腹筋や腕立てもしたりしています。コツは1つの動作をゆーっくりやることで、それが10回できるようになることが大事です。またただ走るよりも、「軽い筋トレ→走る→プロテインを少々」が自分的には一番効率が良いと思っています。
――イメチェンするうえで一番難しかったことはなんですか
白狐堂ひや:服装ですね。ダサい服の人って自分でどう選んでもダサくなるので、友人や恋人から意見を募ってます。先述の友人Aは見るに見かねてわざわざプレゼントに服を贈ってくれました。
コスプレとの出会い、そして“変わりたい人”への思い
――コスプレのお写真もとってもきれいでしたね。はじめられたきっかけはなんだったのでしょうか
白狐堂ひや:初めて参加した東方のオフ会で知り合った友人の勧めですね。特に深い理由はありません。ただ、当時、東方の女装コスというと、メークをしない、体毛をそらない、という人が結構いて。「東方のコスプレ」というだけで敬遠されたり、女装コスプレ禁止の場所が増えたりしていました。そこで「男性でも女装コスをきちんとやっている人がいることを示したい!」と思うようになり、メークや立ち振る舞いを勉強し始め、のめりこむようになりました。
――今回のツイートは瞬く間に5万件以上の“いいね”を獲得するなど大きな話題となりました。最後に「自分も変わりたい!」と感じている人へのメッセージをお願いします
白狐堂ひや:まず「変わりたい」と思ってくれた方、ありがとうございます。そして「きっとそうだ」と聞こえたなら自分を信じて、その気持ちを育てて、変わるため行動を起こしてみてください。途中、誓ってはまた揺らぐかもしれないし、たとえ最終的に成功しても失敗してもいい。振り返らずに歩いて欲しい。“何かを精いっぱいやった人”は、絶対にやる前よりもステキですし、失敗しても、それを見ていた人はあなたを「頑張ったね」って認めてくれます。
大切なのは1と0の間。肝要なのは「行った」という結果を残すことで、目標達成ではないのです。僕の場合はばかにした相手への限りない憎悪と自己否定でしたが、そのための燃料はなんでもいいです。悲しみがあるから強くなれるパターンですね。「やってみよう」と、「変わりたいのに変われない自分が嫌い」なら、描いてた未来へ、もう一度歩き出しましょう!
諦めずに努力をし続けることによって、なりたい自分に近づいていったひやさん。その言葉からは「明日からはじめよう」ではなく、「今からはじめよう」と思わせるような力強さを感じました。諦めるのはまだ早い――!
画像提供:白狐堂ひや(@byakko_yun)さん
(Kikka)
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