「もったいない」で不用品が捨てられない実家、どうしたらいいの?
物を捨てるのに抵抗感がある親に、片付けしてもらうには?
たまに帰省すると、物であふれた実家の汚さにびっくり。そこで生活している親を心配する気持ちから片付けるようにお願いしたものの、言うことを聞いてくれない……なんて体験がある人は少なくないはず。
欲しいものが比較的簡単に手に入る時代に育った若い世代と違い、シニア世代は「もったいない」という感覚が強いといわれています。決して悪いことではありませんが、これにより必要のないものまで捨てられなくなり、家が物だらけになってしまうケースがあるとか。今回は、親も自分も納得できる実家の片付け方をご紹介します。
くらしのマーケットマガジン
ハウスクリーニングやエアコンクリーニング、家事代行、不用品回収まで、暮らしにまつわるさまざまな「こまった」をくらしのマーケットマガジンが1つ1つ丁寧に解決します。
実家の片付けが、親のためにも必要な理由
物で散らかった部屋で生活するのは、意外と危険。高く積んだ物が雪崩のように崩れてくる可能性がありますし、足の踏み場もないような状況では転倒のリスクも上がります。
実際、高齢者が緊急搬送される理由の8割が転倒で、そのうち6割が住居内で起こったというデータも。加齢により身体能力が低下していると、そういった不意なトラブルをきっかけに、寝たきりになってしまうことも考えられます。家族の安全を守るためにも、整理の行き届いた居住環境を整えたいものです。
親に片付けをお願いするときの注意点
たとえ実家の片付けでも、自分が普段暮らしていない場合は家主である親に納得してもらう必要があります。しかし、若い世代、シニア世代は価値観が異なるため、うまくいくとは限りません。こちらに「片付けてほしい」という思いがあるのと同様に、親側にも「片付けられない」理由があるのです。
「捨てる」はNGワード
「こんなのいらないでしょ!」「汚いから捨てて!」といった、相手を責めるような言葉は使うべきではありません。頭ごなしに自分の考えを主張するのではなく、「整理して生活しやすいようにしよう」「片付けるとすっきりするから、物を減らそうか」など、前向きな表現で促すようにしましょう。
体力面の事情がある場合は、一緒に片付ける
片付けをしたい気持ちはあるものの、加齢による体力低下などからなかなか作業が進まない……。こういう場合は、一緒に片付けをしてあげるのがよいでしょう。
家族とともに作業することで、物を捨てる心理的な負担が低下したり、不用品とそうでないものの分別がスムーズになったりすることもあります。
話を聞いてくれないときは、安全性、健康面からアプローチ
「家が散らかっていても自分は困らないし、他人に迷惑もかけていない」。このように考えている親に対しては、安全性、健康面の理由をあげて説得する手があります。
「部屋が散らかっていると、転倒しやすくなる」「ハウスダスト、ダニなどにより体調を崩すかも」という風に、客観的な弊害を説明することで、理解を得やすくなるかもしれません。
子ども扱いされるときは、第三者の言葉で
わが子に対して、いつまでも「子ども」という認識が抜けない親の場合、プライドが邪魔して話を聞いてくれない可能性があります。
このようなときは「テレビで片付けのプロがこう言っていたよ」「本で読んだんだけど、こういう風に整理すると便利だよ」など、第三者の意見を紹介する形をとると、素直に話を聞いてくれるかも。
片付け中のトラブル
いざ片付けが始まっても、問題なく進むとは限りません。例えば
- 物を捨てることに抵抗感を示し、なかなか片付かない
- 捨て方に悩むほど、不用品が出てしまった
という両極端なケースが考えられます。このような場合はどうすればいいのでしょうか。
「捨てるのがもったいない」にはリサイクルで説得
「もったいない」という思いが強く、どうしても物が捨てられない場合は、リサイクルを提案してみては? 「家にあってもきっと使わないけど、リサイクルすれば誰かの役に立つよ」と説得すれば、抵抗感が抑えられるかもしれません。
リサイクルショップでは、金属などの再利用できる部品は高確率で引取ってもらえますし、まだ利用できそうなものは買い取ってくれる可能性も。衣服や日用品、生活用品の場合は、路上生活者や児童養護施設への支援物資として寄付するのもおすすめです。
大量のゴミの処分
普段のごみ収集に出せない粗大ごみや大量のごみは、自治体の粗大ごみ回収や業者に引き取り処分を依頼する必要があります。
自治体で捨てる場合、住んでいる地域のルールに従わなければなりません。清掃課に相談するなどして、適切な方法で処分しましょう。業者を利用するなら、不用品のトラック積み放題サービスを提供しているところが便利です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
青木菜花、22歳急逝した“俳優夫の遺品”が3歳娘の宝物に……小さな手でぎゅっと握る子に「なんだか愛着湧いちゃうな」
-
「すごい」「ヤバッ」 ATMでお金を下ろしたら…… “衝撃の結果”にSNS興奮 「たまにはじっくり見とかないとダメ」
-
88歳女性「誰もしてないようなメッシュにしたい」→驚がくの大変身が850万再生 「どぅえええええ?!」「カッコ良すぎて憧れます」
-
100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
-
「なんなんだよwww」 新紙幣期待してATMで引き出し→“信じられない結果”に思わず二度見 「逆にすごい」
-
高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
-
「とんでもなく遠い」 空港に向かうドライバーを絶望させる“衝撃の標識”が話題 「なぜそこに」「飛行機が必要そうな距離」
-
普通に買い物してる!? 佐々木希、 “すっぴんノーガード状態”で地元スーパーに出没「違和感半端ない」「隠しきれない美人オーラ」
-
100均の紙粘土でこのクオリティーを!? 『ファイブスター物語』のモーターヘッドを制作、野生の原型師に称賛
-
“リビング約100畳の豪邸”前澤友作、屋内の“超巨大プール”もとんだ常識外れ……ゴージャス環境&全長18メートルに「異次元すぎ」「施設が高級ホテル」
- 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
- 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 「僕ですかこれ」 垢抜けたい男性が“劇的イメチェン”→その大変身に「すげええ!」「泣けたわ」と仰天
- 第5子妊娠中の宮崎麗香、子どもたちとの“奇跡の1枚”が撮影される ギャップ満載な“現実”ショットも話題に
- そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
- 天皇皇后両陛下の那須静養、愛子さまが天皇陛下のため蚊を手で払う場面も…… “仲むつまじいショット”が約240万再生
- 「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
- 合宿前の兄たち、0歳末っ子と離れたくなくて…… メロメロな“別れの光景”に「あーもうなんて尊い」「幸せ」430万再生突破
- 雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
- 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
- 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
- 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
- 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
- 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
- ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
- 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
- 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」