WWF メコン川流域で1年間に115種の新種生物が発見されたと発表
手放しに喜べない現実もありました。
» 2017年12月27日 19時15分 公開
[神奈川はな,ねとらぼ]
WWF(世界自然保護基金)は、2016年の1年間にメコン川流域で新たに115種の新種生物が発見されたと発表しました。
メコン川は、チベット高原から南シナ海まで4000キロ以上を流れる東南アジア最長の川。この流域で2016年の1年間に新種として確認された種(一部亜種を含む)の内訳は、哺乳類3種、魚類2種、爬虫類11種、両生類11種、植物88種でした。
WWFが調査を開始した1997年から2016年までの間にメコン川流域で発見された新種は計2524種となり、平均すると1週間に2種ずつ発見された計算になります。すごい。
ベトナムシナワニトカゲ(Shinisaurus crocodilurus vietnamensis)。ベトナムで生存するのはわずか200頭と見込まれている。2003年に発見されていたものの、2016年になってから、在来種とは別の亜種と認定された。
しかし、今回見つかった種の多くは開発による環境破壊や密猟・違法取引により、既に絶滅の危機にひんしているとみられます。
WWFメコン・プログラム代表のスチュアート・チャップマン氏は今回の発表に際して次のようにコメントしています。
このメコン川流域は、素晴らしい自然環境や野生生物が存在します。そして、それだけでなく、多くの人々が生きていくためにも必要な場所です。貴重な自然や野生生物を保全しながら、人の暮らしも持続可能に続けられるよう、活動を続けます。
advertisement
関連記事
- ヨーダみたい 新種のメガネザルがインドネシアで発見される
5月4日の「スター・ウォーズの日」に論文掲載。 - インドでややこしすぎる新種生物が発見 「Kani」族が見つけたカニ「Kani maranjandu」
色んな意味でカニ。 - 自分の名字と「絶滅の危機にある動物」を組み合わせてはんこにできる WWFジャパンが保護活動キャンペーン
気軽に参加できる保護活動。 - 野生のトラの個体数が100年ぶりに増加 WWFが保護活動の成果を発表
2010年では3200頭だった個体数が3890頭に。 - カナダで発見された白亜紀の新種恐竜、命名される 現代の生物にも見られる保護色でカモフラージュ
化石の保存状態の良さでも注目を集める「Borealopelta markmitchelli」。 - 日本の「サザエ」に学名なかった!? 「Turbo sazae Fukuda」と岡山大研究者が命名
事実上の新種として「Turbo sazae Fukuda, 2017」と命名(フグ田じゃないよ)。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
合宿前の兄たち、0歳末っ子と離れたくなくて…… メロメロな“別れの光景”に「あーもうなんて尊い」「幸せ」430万再生突破
-
「マフラーの音が自慢」 平野紫耀の“イケメン弟”、“1400万円の高級外車”お披露目にダウンタウンら「ウソやろ!?」「カッコイイなぁ」
-
ホロライブ・天音かなた、“まさかのやらかし”でゲームを開始できず配信を終了してしまい視聴者爆笑 「伝説の配信」「終わったw」
-
「資さんうどん」関東第1号店は千葉に 2024年冬オープン 東京1号店は2025年に
-
雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
-
「浮ついた気持ちあった」 “30万人が視聴”有名ストリーマー、セクシー女優との“不倫疑惑”を弁明
-
「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
-
「このレベルは見たことない」 阪神甲子園球場がゲリラ豪雨で試合中止 驚きの光景に「エグすぎでしょ」「野球どころじゃなかった」
-
“緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
-
メルカリで300円の紙モノセットを購入してみたら…… 驚きの中身に「とても素敵」「破格ですね」
先週の総合アクセスTOP10
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
- 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
- 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
- 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
- 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
- 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
- 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
- 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
- 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
- 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
- ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
- 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
- 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」