「あたしの赤ペン先生おもしれえだろ」 FAXで文通する「90年代ガジェット事情」漫画がいろいろと懐かしすぎる
スマホ世代ならぬファクス世代。
» 2018年02月21日 11時00分 公開
[宮原れい,ねとらぼ]
まだ日々の生活にネットがなかった「90年代ガジェット事情」の漫画が、当時ならではの楽しい思い出を描いて同年代から共感の声を集めています。
解答用紙に「幽☆遊☆白書」のキャラクター・蔵馬とそこに吹き出しで何かセリフを描いて、ファクスで送るお姉ちゃん。「ふっふっふ、まあ見とけって」と弟に言っては待つこと約1時間、蔵馬の横に迫力のある仙水の顔が増えて、セリフに対しての返事も描かれて返ってくるのでした。解答用紙で文通してる……!
「あたしの赤ペン先生おもしれえだろ」と楽しそうなお姉ちゃんですが、説明するとこれはテストなどの解答をファクスで送ると採点してくれる(当時の)進研ゼミの“赤ペン先生”というサービスで、そのノリの良い先生と解答用紙の中で文通しているのでした。紙として出てくるワクワク感が懐かしい……。
投稿したのは漫画家のふとしSLIM(@FUTOCHIMPO)さん。一時的に家のネットが故障で不通になった際に「ネットなかった時代ファックスは楽しいツールだったよな」と思い出して描いたもので、「お正月の挨拶もファックスで絵を送りあっていた」と当時を振り返っています。
Twitterのコメントでは「懐かしすぎる」「楽しかったなぁ」「まさにわたし」と当時を思い出す声が寄せられ、中には「うらやましい」と今でも友だちとFAXでやり取りしたいといった声も上がっています。
画像提供:@FUTOCHIMPOさん
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