ダイヤモンドは砕けない……わけではない。
10秒で読める「マンガで雑学」のお時間です。今回のテーマはこちら。
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世界で有数の硬さを誇る「ダイヤモンド」が、実は簡単に割れる理由




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解説
天然の物質の中では、有数の硬度を誇るダイヤモンド。その耐久性の高さや美しさから指輪などによく利用されていますが、実は意外と容易に割れます。かつてテレビ番組「トリビアの泉」(フジテレビ系列)では、成人男性がたたきつけたトンカチで、粉々に砕けてしまうシーンが放送されました。
ダイヤモンドは、ひっかいたときの傷つきにくさを表す「モース硬度」が非常に高く、「他の宝石と一緒に保管してはいけない。ダイヤモンド以外の宝石が傷ついてしまうおそれがある」といわれるほど。しかし、欠けや割れの発生しにくさを表す「じん性」はそこまで高くありません。特定方向からの衝撃に弱い性質があり、当たりどころが悪いと比較的簡単に割れてしまうのです。
また、ダイヤモンドのもろさを示すエピソードとしては「炭素でできているため、燃える」というものも有名。しかし、そのためにはかなり高温にする必要があり、アクセサリーとして使うだけなら特に心配する必要はないはず。
ちなみに、この燃焼実験を行うための理科用教材も考案されているのですが、「ダイヤモンドをガラス管に入れ、ガスバーナーで熱しながらボンベで酸素を供給する」という多少手の込んだ仕掛けになっています。もしも日常生活でこれと似た状況に陥ったら、ダイヤモンドより先に人間が大変なことになるのでは?

ガラス管の左側は酸素ボンベ、右側は石灰水。ガスバーナーで高温になったダイヤモンドが燃焼し、二酸化炭素に変わると石灰水が白く濁る仕掛け(Webサイトより)
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参考
- ダイヤモンドを欠けから保護する方法(GIA)
- ダイヤモンド燃焼実験セット(理科.com)
- 「マンガで雑学」記事一覧
