きゃわわ 「リカちゃんバス」誕生、葛飾区の京成バスで運行開始（1/2 ページ）

お子様だいこうふん。（写真37枚）【修正】

[岩城俊介，ねとらぼ]

　東京・葛飾区の京成バスで「リカちゃんラッピングバス」の運行が始まりました。

京成バス「リカちゃんラッピングバス」

　2018年3月17日に行われた運行開始記念式典に、葛飾区の青木克徳区長、衆議院議員の平沢勝栄氏、タカラトミーの小島一洋社長、京成バスの齋藤隆社長らと共に、ご本人の香山リカさんも登場。「きゃーー！！！、リカちゃぁぁぁぁん！！」。1967年に誕生、2017年に50周年を迎えたリカちゃんのお子様人気は不変です。

「わたしの大好きなまち♪かつしか」（香山リカさん）

　リカちゃんラッピングバスは、JR常磐線亀有駅からJR総武線新小岩駅の約8.6キロを結ぶ「京成バス 新小53系統」で、ピンクとパープルの2台が走ります。

　車体はピンク色でリカちゃんづくし。香山ピエールさん（パパ）、香山織江さん（ママ）、香山洋子さん（おばあちゃん）、ミキちゃんとマキちゃん（双子の妹）、ミクちゃん、げんくん、かこちゃん（三つ子の赤ちゃん）から、ペットのプリン、レモン、ライム、王子様ハルトくんまで、リカちゃんファミリーとフレンドが勢ぞろいして乗客を迎えます。

　さらに車内バスアナウンスをリカちゃんが担当します。

ウキウキするバス乗車になりそうなリカちゃんバスアナウンス「お待たせしました。わたし、リカです。手すりやつり革にしっかりつかまってね。リカからのお願いでしたっ」

リカちゃん登場！

ちょっとシュールなテープカットの様子がまたいい

京成バスの女性運転士さんと

全ての写真はこちらから!

トミーテックから「リカちゃんラッピングバス」ミニカーも登場。長さ6.5センチの手のひらサイズに、実車と同じナンバープレートと行き先表示を再現しています。価格は1600円（税別）、2018年7月発売予定です

ちなみに……

　葛飾区と葛飾区に本社を置くタカラトミーは、2017年7月に「地域連携・協力に関する協定」を締結し、街の魅力を高め、伝えるコラボ企画を次々と行っています。郷土と天文の博物館特別展示「かつしかホビトリー」、ハロウィーンイベント「タカラトミーハロウィーンデー2017 with葛飾区」などの共同催しのほか、2017年12月には「リカちゃん出生届）が実現しました。リカちゃん出生届は葛飾区で配られますが、全国で提出できます。

葛飾区が1万枚限定で配布した「リカちゃん出生届」（タカラトミーWebサイトより）

　このほか葛飾区内では、JR亀有駅から浅草寿町を結ぶ京成タウンバス 有01系統で「こちら葛飾区亀有公園前派出所バス」（2011年6月運行開始）、JR市川駅からJR新小岩駅の京成タウンバス 新小52系統、JR亀有駅から四つ木、JR新小岩駅を結ぶ京成タウンバス新小52乙系統、JR金町駅から浅草雷門、JR上野駅を結ぶ都営バス 草39系統で「キャプテン翼バス」（2014年6月運行開始）、京成タウンバス 新小52系統で「モンチッチバス」（2017年2月運行開始）も運行しています。3月18日には、葛飾区立南葛飾高校の正門前に設置される「キャプテン翼モニュメント」の完成除幕式典が行われます。

【修正：2018年3月17日 18時】初出時、京成バスと京成タウンバスを混同した記述がありました。お詫びして訂正いたします。