「孤独のグルメ」原作者の久住昌之、ドラマの出演コーナー降板を示唆 存続願う声に「よく考えてみます」

どうか続けてください……。

» 2018年04月19日 15時31分 公開
[深戸進路ねとらぼ]

 テレビドラマ「孤独のグルメ」の原作者である久住昌之さんが4月17日、ドラマ内で自身が登場するコーナーに関する否定的とも取れる意見について「居心地が悪かった」と降板を示唆。ネット上では「あのコーナーは絶対必要です」「やめないでほしい…」など存続を望む声が多く上がっています。

孤独のグルメ 原作 久住昌之 ふらっとQUSUMI コーナー 降板 原作者の久住昌之さん(画像は久住昌之Twitterから)

 同ドラマは、久住さん原作、谷口ジローさん作画の同名漫画が原作で、主人公の“ゴローちゃん”こと井之頭五郎(松重豊さん)が仕事の合間にさまざまな店を食べ歩く姿が描かれ、放送時間帯とゴローちゃんの食べっぷりも相まって、“夜食テロ”ドラマとして人気に。2012年に初ドラマ化されてから順調にシリーズは続いており、4月からはSeason7が放送中です。

 久住さんは、ドラマ本編終了後のコーナー「ふらっとQUSUMI」に登場。ゴローちゃんが立ち寄った店を実際に訪問して料理を堪能しますが、Twitter上で同コーナーに「イラつく」と否定的とも取れる見解を述べたユーザーのコメント(現在は削除済み)を取り上げ、「そうですよね。やめようかな」と思いをくみ取る考えを示しました。


孤独のグルメ 原作 久住昌之 ふらっとQUSUMI コーナー 降板 3話 4月から放送中のSeason7(画像はYouTubeから)

 久住さんは続けて、「『孤独のグルメ』の最後のコーナー、いらないような気がずっとしてる」とつづり、「ボクでない誰か若い人、できたら地味だけどセンスのいい若い女の人とかがやった方がいい」と続ける場合の代替案も提示。「ボクの仕事は原作と音楽と五郎台詞直しだけで充分だ。いい歳して出たがりみたいで、いつも居心地が悪かったんだ」とジレンマがあることも明かしています。

 このコメントには、「『原作者が』『実際のお店の様子を』見せるのが重要」「最後に久住さんがお酒を飲んで孤独のグルメはようやく終わるの」「アレこそ原作とドラマ版を繋ぐ物」「あのコーナーもあって孤独のグルメ」「麦ソーダ飲みながら頑張って」など作品に必須のコーナーであるとする声が1200件以上寄せられ、これには久住さんも「反響の大きさに戸惑っています。よく考えてみます」とコーナー存続の可能性も感じさせる言葉を残していました。


孤独のグルメ 原作 久住昌之 ふらっとQUSUMI コーナー 降板 3話 漫画 原作コミック表紙(画像はAmazon.co.jpから)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた