うつ病からの脱出描いた田中圭一『うつヌケ』が実写ドラマ化 主演・田中直樹で2018年秋にネット配信
アシスタントのカネコ役は、女優の大後寿々花さん。
自らの体験をベースに、うつ病から抜け出した人々の成功体験を描いた、田中圭一さん原作の漫画『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』が、お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹さん主演で実写ドラマ化。2018年秋にネット配信されます。名前でキャスティングしたのかな。
原作は、サラリーマンと漫画家の二足のわらじを履く生活を続け、10年間うつ病を患った著者・田中圭一さんが、うつから抜け出した体験“うつヌケ”をベースに展開する物語。田中圭一さん自身が案内人となり、アシスタントのカネコとともに、多種多様な人々の“うつヌケ”を描いた内容が多くの共感を呼びました。累計発行部数は33万部を突破し、2017年度「ユーキャン新語・流行語大賞」や第22回手塚治虫文化賞「漫画大賞」最終候補10作品にノミネートされるなど、各方面から熱い注目を集めた話題作です。
田中圭一役を演じる田中直樹さんは、お笑いだけでなく、ドラマや映画で俳優として活躍の場を広げており、「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」シリーズ(NHK)では数々の振り切れたキャラクターを怪演しています。うつ病に無縁なアシスタント・カネコ役には、映画「SAYURI」で11歳にしてハリウッドデビューを果たし、2007年放送のドラマ「セクシーボイスアンドロボ」(日本テレビ系)で一躍注目を集めた女優の大後寿々花さんが起用されています。すっかり大人の女性になってる。
監督を務めるのは、リマーカブル・ディレクター・オブ・ザ・イヤー 2013の受賞作「卒業生のことば」や「ドコモスマートライフ」を手掛けたCMディレクターの畔柳恵輔(くろやなぎ けいすけ)さん。
また、ドラマ化を記念して、カプセルトイシリーズ「コップのフチ子」によってうつ病から抜け出した人の「うつヌケ」新エピソードが、5月24日に文芸サイト「カドブン」で掲載されます。どんな抜け出し方なんだ。
こうじゃなきゃいけない。ああじゃなきゃいけない。とあまり決め過ぎない様に生きようと僕は思いました。このドラマから僕はそんなヒントを頂きました。――田中直樹さんのコメント
うつに苦しむ人の助けになれば・・・という思いで描き始めたマンガが、まさかドラマになる日が来るなんて、本当にありがたい限りです。あらためてスタッフ&キャストの皆様に心より御礼申し上げます。そして、このドラマもまた、うつに苦しむ方を救う一助になれば幸いです。――原作者・田中圭一さんのコメント
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子どもたちの親権は田中さんが持つことが報じられています。
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