30代以上は知らない? 学校での視力検査が「ABCDの4段階方式」に変わった理由 (1/2 ページ)
「子どもができて初めて知った」という声も。
「最近の学校での視力検査は、『ABCDの4段階評価』になっていると聞いて驚いた」――そんな声がネット上で広がっています。「20代だけどずっとABCD方式でしたよ」「子供が小学校に入って初めて知りました」など、世代によって大きく反応が分かれているようです。
視力を1.0、0.9、0.8……と0.1刻みで示すのではなく、A〜Dの4段階で示すやり方は、なぜ採用され、いつ頃から広まったのでしょうか?
視力検査の「370方式」とは
現在多くの学校で実施されている視力検査は、視力を以下の4段階に区切って表示するもの。
- A(1.0以上 ):正常な視力
- B(0.9〜0.7):学校生活にはほとんど支障のない見え方
- C(0.6〜0.3):教室での授業に多少の影響が見られるため何らかの対策が必要
- D(0.2以下 ):教室の最前列でも黒板の字が見えにくいために早急な対策が必要
測定は、ひらがなやランドルト環(「C」のようなマーク)がたくさん並んだ「字づまり視力表」ではなく、1つだけ描かれた「字ひとつ視力表」を使って行われることが増えています。
この「字ひとつ視力表」には、それぞれ0.3/0.7/1.0の視力に相当するランドルト環が描かれているため、そこからこの方式は「370(サンナナマル)方式」と呼ばれています。
「一番後ろの席からでも黒板の字が見えるか」
では、なぜ370方式が広まったのでしょうか。日本眼科医会などで学校保健に長年携わってきた、宮浦眼科の宮浦徹院長に聞きました。
宮浦氏によれば、「学校での視力検査は本来、子供達の見え方が学校生活に適しているかどうかを知るための検査であるべき」という考え方があったと言います。
過去に行われた実験では、視力が0.7以上(370方式での「B」以上)あれば、教室の一番後ろからでも黒板の字が読め、逆に0.3を切ると一番前の席からでも黒板が見えづらくなることが分かっています。
0.1刻みで表示する「視力」は、もともと医療の現場で使われる単位。しかしそこまで細かく測定しなくても、教育の現場では「B以上か」「C以下か」が分かれば、目的を達せるというわけです。
加えて、「字ひとつ視力表」を使ったやり方は、従来の「字づまり視力表」と比べて検査に要する時間が少なく、結果の誤差が出にくく、導入の初期費用も少なくて済むという利点があります。また、見た目が簡易で答えやすいため、幼稚園や保育園などで幼児を対象にした検査にも適しています。
まとめると、「検査をする側の負担が少なく、かつ教育現場の実情に即した結果を十分に測定できる」という理由から、今や多くの学校が370方式での視力検査を採用するに至ったのです。
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