「もっと悪役みたいな紫ないですか?」 オタ結婚式の無茶振りに応えたドレスショップの本気 「店員さんナイスすぎ」と絶賛
オタク、何か選ぶときはだいたい推しカラーが基準になるとこある。
オタクが結婚式をあげるとき、好きな作品のモチーフを取り入れたりすることも増えてきました。オタクな花嫁さんが二次会用のウェディングドレスを選んだときのことを描いた漫画「オタクの結婚式節約術とドレス選び」が最高の推しカラードレスを見つけたと話題です。ドレスショップの本気、見せてあげる……!
結婚式を挙げるとなると、ドレスや指輪だけではなく、装飾や演出を決めたりしないといけないし、何よりお金がかかります。漫画の作者、プル子(@puruko)さんは、旦那さんと節約できるところは節約しようとした結果、ウエルカムボードやムービーを始めとしたさまざまなアイテムをプル子さんが自作して皆さんを驚かすことになったのでした。これぞ絵の描けるオタクの強み!
二次会用のドレスを推しカラーにしたいと思ったプル子さん。プル子さんは「テニスの王子様」(通称テニプリ)、中でも2.5次元ミュージカルの先駆けとも言える「ミュージカル テニスの王子様」(通称テニミュ)の大ファンで、推しである比嘉中のカラーはかなり濃い紫です。ドレスショップに行って紫色のドレスを見せてもらっても、淡い色が多めで推しカラーとはちょっと違います。店員さんに「もっと悪役みたいな紫ないですか?」と推しの生写真を見せると、店員さんは戸惑ってしまいました。
その後、数軒回っても推しカラーのドレスは見つからず、ドレス選びが頓挫していたころ、以前に行ったドレスショップから電話がかかってきました。「実は当店にテニプリに詳しい者がおりまして、比嘉の女にふさわしいドレスを取り寄せると申しております」と心強いことを言ってくれます。同志はどこにでも潜んでいるものです。
その結果、ドレスショップの店員さんが見つけてくれたドレスは、推しカラーそのもののドレス! 比嘉の女も納得のカラードレスでした! グッズのタオルとペンライトにとてもなじんでいます。これはうれしい! 店員さん、よくぞこれを見つけてくれた!
ドレスショップの店員さんの本気を見せつけられ、見事参列者の度肝を抜くことができたこのドレス。Twitterでは「すごい!! ほんとに比嘉の女のドレスですね!」「ドレスショップの店員さんがナイスすぎ」「すごく比嘉中らしさが光るドレス」など、ドレスを見つけてくれた店員さんへの称賛の声が寄せられています。
ちなみに、プル子さんの旦那さんもオタクで、当日はももいろクローバーZのマフラータオルやペンライトを装備していたとのことでした。とても楽しそうな二次会ですね!
プル子さんはTwitterとpixivで、テニミュにハマるきっかけからオタク同士の結婚生活についてコミックエッセイを投稿しています。末永くお幸せに!
画像提供:プル子(@puruko)さん
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