スマブラSPで勝率1割の初心者が、1カ月でVIPマッチ入りするまでにやったこと(1/2 ページ)
VIPに入って得たものと失ったもの。
2018年12月7日に発売した「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」(スマブラSP)には「世界戦闘力」というスマブラの強さを表す数値がある。これは“自分の強さが何人より上か”を示すもので、例えばこれが10万であれば「10万人よりも上の実力がある」ということになる。そして、世界戦闘力が上位になると入れるのが、「VIPマッチ」(以下VIP)だ。本作を手掛けた桜井政博氏によると、「(VIP入りできたら)スマブラがうまいと胸を張れる」という。
公式から明言されてはいないが、一説によるとこのVIPに入れるのは上位3%の猛者であるらしい。過去作の経験者はすんなりVIP入りする例もあるようだが、残念ながら筆者は過去作を熱心にプレイしたスマブラ―ではなかったので、当初は当然のように連敗を続け、勝率は10%を切るありさまだった。しかし、そんな筆者も発売後1カ月で運良くVIPに到達できた。
勝率10%を切ってしまうほどスマブラ素人だった筆者がどうやって1カ月でVIP入りを果たしたのか。ひとつのモデルケースとして、筆者がどうやって情報を集め、何を意識して、どう対戦していたのかなど、VIPに入るまでの経緯を簡単にまとめてみた。
なお、筆者はNINTENDO64版の初代スマブラを小学生のころにやっていた程度で、それ以降のシリーズ作品はほぼ未経験であるが、格闘ゲームというジャンルそのものの経験は豊富だった。ゲーム性が異なるとはいえ、このことが大きなアドバンテージとなっていたことも申し添えておく。
ネット対戦デビュー → ダッシュ攻撃と「凶斬り」ばかりのクラウドにボコられる
スマブラSPを購入し、最初に直面した壁は「キャラクターのアンロック」だ。スマブラSPには70体以上のキャラクターが参戦しているが、最初から使用できるのは数体のみ。プレイしていくと新たなキャラクターが敵として登場し、それを撃破すればそのキャラクターを使用できるようになる。
本来は全てのキャラクターを開放した上でメインキャラを模索するべきだが、面倒なのでアドベンチャーモードで早々に開放できる「マルス」をメインキャラに据えることにした。ファイアーエムブレムシリーズが好きだからという安易な理由ではあったが、愛着が湧いたこともあり、以降VIP入りを果たすまでマルスをメインに使用していくことになる。
マルスをアンロックしてから、CPU対戦やネットで4人制の乱闘を数戦こなした後に、「ガチ勢のルールでやってみよう」と考えて“終点ステージの1on1でアイテム無し”というガチ対戦に挑戦。忘れもしないが、1戦目はダッシュ攻撃と「凶斬り」を繰り返し、たまにスライディングを織り交ぜるだけのクラウドに完封負けという結果に終わった。
「まぁ最初はこんなもんだろう」と頭を切り替え、その後も色んなキャラクターと対戦したが、ほぼ全敗。おそらく初日だけで20連敗ぐらいはしただろうか。勝率は1割未満で世界戦闘力は1万を切るか切らないか……というレベルで、おそらく全てのプレイヤーの中でも最底辺のレベルだった。
今思えば、キャラクターの操作方法すら分かっていないので勝てるはずがない。ガードはとっさにできないし、空中回避のやり方も知らない状態では当たり前だ。そこで、基本的な操作方法を指に覚えさせるべく、アドベンチャーモードを進めてCPU相手に練習し、同時にネットで攻略情報を探すことにした。
情報収集に便利だったYouTube
ネット上で攻略情報を探すものの、Googleで「スマブラSP 攻略」などと検索しても、UIとSEOだけ立派で中身はスカスカな攻略サイトばかりヒット。かといってTwitterで攻略情報を探そうとしても、初心者向けの情報は少なかった。
スマブラ発売直後からそんな状況で「攻略情報の効率的な収集」が深刻な課題となっていたが、そんな状況で役に立ったのがYouTube。対戦動画や実況はもちろんだが、スマブラ新作の発売に合わせて過去作の経験者が重要テクニックや各キャラクターの強みを説明する動画が多数投稿されていた。そもそもアクションゲームの攻略は文章で読むよりも動画で見たほうが分かりやすい。
攻略動画を投稿しているチャンネルは多いが、個人的に特におすすめしたいのが「スマブラハウス」チャンネルだ。このチャンネルでは、吉本興業とプロゲーマー契約している「Japanese小池」さん(スマブラは初心者)をメインMCに据え、数々のトッププレイヤーをゲストに迎えて初心者目線を織り交ぜながら攻略情報を解説している。「最新キャラランキング」など扱うテーマも実践的で編集も見やすいし、「手っ取り早くVIPに行くためにはクラウド・ウルフを使いましょう」など、VIPを目指す人特化のド直球な動画もある。
細かい要素から考える
電車の中で動画を見ながら戦術を学び、家に帰ればアドベンチャーモードをプレイして操作方法を指になじませる……という生活を1週間ほど続け、満を持して再び“ガチルール”のネット対戦に挑戦した。しかし、以前よりはキャラクターを動かせている実感があるものの、やはり負けの連続。当然「どうすれば勝てるのか」をあらためて考えるわけだが、「こういう風に攻めて、こうやって守ろう」「位置関係はこうやって意識しよう」のような大きな要素ではなく、「ロケットずつきの復帰をどう阻止するか」「クラウドのダッシュ攻撃をガードした後は何をするべきか」など細かい要素から詰めていくことにした。
格闘ゲームの攻略は、「特定の状況になったとき、どう動くのがベストか」を考えて進められることが多いから……という発想だったが、思えばここが“1カ月でVIP入り”する上で最初のターニングポイントだったのかもしれない。
筆者がスマブラで具体的に試してみたのは「相手の技を密着でガードしたらとりあえず投げてみる」「ふっ飛ばした後は相手の復帰際に合わせて崖上でカウンターを置いてみる」など。細かく書き出してはいないが、少なく見積もっても数十項目はあるだろう。大まかな方針を定めるのも悪くはないとは思うが、細かい要素でトライ・アンド・エラーを繰り返せば“やっていいこと・悪いこと”をすぐに選別でき、その後の改善も容易だ。もちろん、使用率の高いキャラクターの対策も、基本的にはこの方法で行う。
その調子で数百戦はしただろうか。最初は対戦するたびにボコられていたが、こうした試行錯誤を続けていくと徐々に勝率が上向いてきた。しかし、それでもVIP入りには程遠い状態。やはり自分にVIP入りは無理なのか……と諦めかけていたが、ブレークスルーは突然やってきた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた