ニュース
» 2019年03月26日 12時13分 公開

えっ危なくないの!? 実は日本にも生息している「野生のサソリ」

一応毒針もあるけど……

[ねとらぼ]

 10秒で読めて、会社や学校で知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回はちょっと変わった「生き物の雑学」3つをお届けします。




雑学その1:実は日本にもサソリが生息している

 世界各地の熱帯や温帯などに分布しているサソリ。1000を超える種類がいますが、実は日本にも2種だけ生息しているのです。

 1つは沖縄の八重山諸島に分布する「ヤエヤマサソリ」。サソリの中では珍しい、単性生殖を行う種として知られています。全長は約4センチと小さいながらも、尾には毒針があるのですが……「毒性が非常に弱いうえに、針が人間の皮膚を貫通しない」ともいわれ、あまり危険視されていないようです。

 もう1つの種は八重山諸島、宮古列島、小笠原諸島に分布する「マダラサソリ」。全長5〜7センチと、ヤエヤマサソリよりは大きめ。ただし、こちらも毒性は弱いといわれています。



雑学その2:ダチョウの目は脳より大きい

 「世界最大の眼球を持つ陸生生物」といわれているのは、実はダチョウ。その眼球は直径約5センチ、1つあたりの重量は約60グラムで、脳は約40グラムしかないそうです。両目を合わせると約120グラムと、脳の3倍の重さに。

 ちなみに、このような特徴は他の鳥類にも共通しており、「鳥類の眼球は脳と同じか、それ以上に大きい」といわれています。こうした特徴により、ダチョウは約3.5キロ先にあるものも見分けられるのだとか。



雑学その3:ハダカデバネズミの切ない鳴き声

 見た目にはほとんど体毛がなく、出っ歯な容姿が衝撃的な「ハダカデバネズミ」。サバンナの地下にトンネル状の巣を作り、集団生活を営むこの生き物には、変わった使い方をする鳴き声があります。

 それは「トンネル内をすれ違うときに発する声」。ハダカデバネズミはほとんど目が見えないため、音声を使ったコミュニケーション能力がとても発達しています。17種類あるいはそれ以上の鳴き声を使いながら、社会性の強い集団を形成しているのだとか。

 個体同士がぶつかったときには、それぞれが「ソフトチャープ」という鳴き声を出すのですが、これには自分の身分を名乗る意味合いがあると考えられています。トンネル内ですれ違う際には、このソフトチャープでまず互いの地位を確認した後、身分が高い方の個体が相手に乗っかり、その上を通過するそうです。これが社会か……。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/05/news021.jpg 柴犬が見つけた瀕死の子猫、最後の力で立ち上がり…… 優しさが救った小さな命が600万再生「感動と感謝です」
  2. /nl/articles/2312/07/news111.jpg 小沢仁志、愛車・マスタングを“世界に一台の色”に大胆カスタム 生まれ変わった姿に「おっほ!」「エルメス着やがった」
  3. /nl/articles/2312/06/news119.jpg 中尾明慶、「金八」で“めちゃくちゃケンカした同級生”と因縁の再会 10年前の悪態謝り倒し「芸能界でおかしくなっちゃった」
  4. /nl/articles/2312/04/news166.jpg アンパンマンの食パンを切ったら…… まさかの中身に「怖い」「うわぁぁぁ!!」など恐怖の声
  5. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. /nl/articles/2312/02/news048.jpg 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  7. /nl/articles/2312/07/news129.jpg 34年前の“伝説の名車”購入のオール巨人、72歳までの歴代免許証をずらり公開 「歴史を感じますね」「いい年の取り方」
  8. /nl/articles/2312/05/news100.jpg 兄犬が大好きすぎる弟犬、お散歩中もピッタリくっついて…… 二度見必至の光景に「迷惑だけどかわいすぎる」の声
  9. /nl/articles/2312/07/news024.jpg 生まれて間もなく捨てられていた保護子猫が“真っ白なエビフライ”に おなかいっぱい食べられるおうちで過ごす姿に心あたたまる
  10. /nl/articles/2312/07/news119.jpg 「ブギウギ」、幻の名曲熱唱に「これ朝ドラなんですか」「凄すぎる」 公式は「できるだけ楽譜に忠実に再現」
先週の総合アクセスTOP10
  1. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  5. 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  6. マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  7. 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  8. 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  9. “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  10. 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」