BMWがボクサーエンジンの未来を示すバイク「Concept R18」発表 超絶美麗なビンテージ感出しまくり!(1/2 ページ)

「雰囲気びんびんビンテージ」、でも中身は最新。

» 2019年05月28日 20時00分 公開
[鈴木伊玖馬ねとらぼ]

 ビー・エム・ダブリュー(以下、BMW)は5月24日(現地時間)、ヴィンテージスタイルが美しいコンセプトバイク「Concept R18」を発表しました。BMWらしい、大迫力のボクサーエンジンが超迫力……!

Concept R18 Concept R18(写真:BMW、以下同)

 Concept R18はイタリアで行われるイベントでBMWが出展する予定のコンセプトモデル。BMW製バイクのアイコンである水平対向エンジン(ボクサーエンジン)の未来を考えつつ、クラシックスタイルへの尊敬や原点回帰を圧倒的な美しさと存在感で表現したとしています。

Concept R18 美しすぎるビンテージスタイル

 テーマは「無駄な要素を徹底的に省き、極める」。この美しいデザインにまずうっとりしてしまいます。フロント周り、タンク、シート、そしてリアへとスーッと流れるようにつながる三角形のフレームラインと、カタマリのような巨大エンジンの存在感が見事に調和しています。

 ヘッドライトは伝統的な円形ですが、中身は最新のLED。タイヤはフロントが21インチ、リアが18インチ。制動装置なども最新です。そして排気量1800ccの大型水平対向2気筒エンジンは、本モデルのために新規製造したものだそうです。シリンダーヘッドが左右にボン! ボン! と突き出た「BMW製バイクのアイコン」は顕在です。

 「雰囲気はビンテージ/レトロ、でも中身は最新で高性能で安心」。日本でもスズキ・新型カタナ(関連記事)、ホンダ・CBシリーズ(関連記事)、カワサキ・Z900RS(関連記事)、ヤマハ・SR400(関連記事)(ただしこちらはネオレトロというより、デザインそのまま)など「ネオレトロ車種」の人気が高まっていますが、もともと航空機メーカーであったBMWの伝統も当然ですがかなりの魅力を感じます! 市販されるとなるといくらくらいになるのでしょうね。

Concept R18 シリンダーヘッドが横にボン! と突き出た水平対向エンジンの迫力すごい


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