上坂すみれ「このイベントに来た君たちは勝ち組だー!」 出演者も客席も全員燃え尽きた「ひもてはうす」イベントレポート(2/2 ページ)
らしくない良い話
ライブの後は、「ひもてはうすショートストーリーコンテスト」。視聴者から募ったショートストーリーの最終選考に残った作品が、6人の公開アフレコのような形式で披露されました。このコーナーではダテコー監督が登場し、司会進行役を務めます。
最終選考に残った作品は、本編で瓶を開けようとした話の続きのような「乙女の危機回避選手権・番外編」、いい話風にまとまった「ねむれないのー」、タイトルから危うい「君の名は」の3つ。「乙女の危機回避選手権・番外編」ではえにしの出番がなかったため、西さんが「深く傷ついた!」とプンスコしながら空いていた客席に座る暴挙に出ました。隣の席のファンと楽しそうにしゃべる西さん。
大賞に選ばれたのは、「ねむれないのー」。風邪を引いたこころをたえが能力の「分身」を使って看病するという内容でした。選出理由は、“らしくない良い話”と評されたほか、「えにしの出番があった」という身も蓋もないものも。おめでとうございます。
「誰!?」
続いて、アニメ本編でも出てきたゲーム「モテたいんじゃ」を実際にプレイ。カードを1枚ずつ引いていき描かれているキャラが“モテない理由”を考え、今までに出たキャラを引いたら決めた“モテない理由”を最初に言った人がカードを得るというルール。最後に一番カードを持っている人が勝利です。
「痔主」「胸毛が濃すぎて蚊が迷う」「口臭がネギ」などひどいネーミングが多数飛び出すなか、(モテない)男を取り合う6人。時間的に半分ほど引いたところでラストとなり、飛び出した最後の1枚は……まだ引いていなかった新しい男! 6人「誰!?」。
そうして終わったこのゲーム、勝者は7枚を手に入れた三森すずこさんでした。
「おつかれちゃんちゃんこー」
そしてここで本編ともいうべきコーナー、「出張PPP(パジャマパーティ)」へ。本編のアドリブトークコーナーを、生で実演しました。今回のテーマは、名物「乙女の危機回避術選手権」を1人ずつ実践。乙女としての危機なシチュエーションがお題として言い渡され、アドリブ芸で回避します。危機的状況に陥れる側の役も声優たちのアドリブです。
上坂さんのみなもに課されたお題は「ペットホテルに預けたペットを迎えに行ったら返ってきたのが癖の強いおじさんだった」。西さん、お題を読みながら爆笑。そして癖の強いおじさん役は、人生初のおじさん役となった木野さん。木野おじさん「おっおっおっ……にゃーん(低音)」。最後は悪徳ペットショップと判断したみなもが店員を射殺して強引に危機回避成功。木野おじさんも「家族が増えた」とお持ち帰りに。ロシアを感じるオチです。
明坂さんのこころは、本編の続編「しつこいプロデューサーが再び食事に誘ってくる、しかもマネージャーがプロデューサーの太鼓持ちになっている」。プロデューサー役の三森さんが迫真の「こころちゃぁーんお疲れちゃんちゃんこー」「胸が大きくなるハンドパワーがあるんだよ」で迫りますが、こころの意を決したような「下痢してる」発言で豪快に危機回避成功。「モテたいんじゃ」で「痔主」を名付けたのも明坂さんだったため「今日は肛門にゆかりがある」ということに。
このほかにも、西さん、洲崎さん、三森さん、木野さんと危機回避が続きますが、全て紹介すると長くなり過ぎるのでぜひ円盤購入して見ていただきたいところです。空中を平泳ぎする三森さん、新たなオタク演技を見せる上坂さん、明坂さんと上坂さんに心を折られる木野さんと見どころ盛りだくさんです。
最後はアンコールの後にパジャマ姿で登場した6人がイベントの感想を語り、EDテーマ「おうちに帰ろう」を歌ってイベントは幕を閉じました。なお、感想を語るところで木野さんが家で父に「一輪」を歌うところの最後の振り付けを考えてもらったというだいぶパワーのあるエピソードが飛び出しました。木野家すごい。
囲み取材へ
イベント後、出演6人と石ダテコー太郎監督に囲み取材ができました。時間の都合上できた質問は2つだけでしたが、どうしても聞きたかった、気になっていたことを聞いてみました。
―― 上坂すみれさんに伺いたいのですが、10話で見せたオタク(魂のソウルメイト)の演技がすさまじくうまかったのですがあれはどこから着想を得たものだったのでしょうか。
上坂すみれ:私もどこからあれが出てきたのか明確な出典はないんですけれども……一昔前のポスターソードとかバンダナを巻いたアスキーアートみたいなオタクの人を想像してやったものなんですね。でもあんな人は私のライブとかでもいなくて、あれは私の本性かもしれません。あれを整えてしゃべっているのが上坂すみれなのかも。私ちょっと焦ると「デュフフ」になってしまうので。あれは“すみお君”です。
―― すみお君!?
上坂すみれ:彼は仙台から東京に高速バスで遠征している設定です。友達がいない“すみお君”と、最前列で声がでっかい“すみお君”と、少人数でイキっている“すみお君”の3種類取りそろえています。よろしくお願いします。
―― 木野日菜さんに伺いたいのですが、変わったしゃべり方をする「しばり」というキャラを演じるのにどんなことを意識されましたか。
木野日菜:元がときよさんということで、ものまねから入っていきました。間の取り方が難しかったです。
―― 9話で絶叫するシーンがありましたが、今後も自分のウリにしていきたいという思いはありますか。
木野日菜:コピー(9話)のところですよね。声は出る方なので……そうですね……。
全員:なんか流されてない?(笑)
ダテコー監督:木野さんのアフレコ、新人の子が来ると普通「新人なんだはいはい頑張って」って感じなのに、「この子があの役やらされるの!?」「大変だね頑張って!」ってみんなからすごいケアされてたのが面白かった。
2部制だった上に歌と演技をやり尽くした後だったため囲み取材のときにはかなりお疲れの様子だった6人でしたが、最後までしっかりと語ってくれました。「ひもてはうす」の今後の展開に期待したいところです。
「ひもてはうす」その他情報
アニメ『ひもてはうす』OVA 第10.5話未放送エピソード制作プロジェクトクラウドファンディング
DJCD
主題歌、キャラソン、Blu-ray
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解散までの1年は「ミルキィホームズ Road to Final」と銘打ち活動していくとのこと。上坂すみれ「“独”は良い字だ。私を癒やしてくれる」 アニメの企画でなんか悲しいことを言い出す
癒やされちゃったかぁ……。
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