「信号のない横断歩道で歩行者が待っている時」の車側のルール、守っていますか? 「必ず止まる」は4割にとどまる

実感としても止まってくれる人は少ないですね……。

» 2019年06月18日 17時46分 公開
[ねとらぼ]

 信号のない横断歩道で歩行者が待っている時に「必ず止まる」と答えたドライバーは4割──児童見守りサービス「みもり」や地域コミュニティーサービス「マチコミ」を運営するドリームエリア(東京都渋谷区)がこんな調査結果を発表しました。

photo 信号のない横断歩道では歩行者が優先です(写真はイメージ)

 調査は歩行者と自転車、自動車の交通マナーについて尋ねたアンケートで、6月13〜17日、「マチコミ」のユーザーにインターネットで実施し、3万5591人の有効回答をまとめました。

 「信号のない横断歩道で歩行者が待っている時、停止しますか?」という質問に「必ず止まる」と答えたのは40%。「後続車がいなければ止まる」(20%)、「低速で走っていれば止まる」(25%)という人もいました。

photophoto ドリームエリアのニュースリリースより

 道路交通法(38条)では「横断歩道を横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者や自転車がいるときは一時停止をしなければならない」と定めており、違反者には反則金や違反点数が科せられます(JAFのWebサイト)。

 ですが、日本自動車連盟(JAF)の2018年の調査では、「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」と思う人は86.2%に上っています。JAFが実地調査をしたところ、こうした状況での一時停止率は8.6%(全国平均)にとどまっています。長野県では58.6%だったのに対し、栃木県では0.9%と、地域によっても差がありました。

photo JAFの実地調査によると、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている際の一時停止率には地域差があった(JAFのWebサイトより)

 一方、ドリームエリアの調査では、歩行者も「赤信号の横断歩道を渡ってしまうことがある」という人が42%いたとのこと。ドライバーの側からは、赤信号で横断歩道を渡る歩行者について「危ないのでやめて欲しい」と感じる人が約8割に上っています。ドライバー、歩行者ともルールを守り、交通安全に努めたいものです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」