初めて話す女子が自分の名前も住所も知ってた 怖がるどころか喜ぶ男子の漫画に読者の方がハラハラ

鈍感であることの大切さ。

[きんじょうめぐ，ねとらぼ]

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　初めて会話するのに、相手の名前も住所も出身地も知っている女の子に不安がよぎる漫画が、思わぬ展開になり話題になっています。もしかして、この女の子ストーカーでは……？

学生証がチラッと見えただけで住所を把握してしまうのって……

　主人公が学校の食堂でお弁当を食べていると、少し離れた席の方からじーっと見つめてくる女の子がいることに気が付きました。「俺に気があるのかな」と期待していると、彼女が近づいてきて「一緒にお弁当食べてもいいですか？」と声をかけます。お弁当箱が同じで気になったから、と。

見られてる、めっちゃ見られてる

お弁当箱が同じなんて、奇遇だね！

　実は前に彼を見かけたときから声をかけたかったという彼女。しかし彼がこの食堂を使ったのは半年以上前のことです。それなのに彼女は前回のお弁当にも卵が入っていたことを覚えていました。「今って○丁目のアパートに住んでますよね！」と、教えていないのに名前を言ったり出身地を言ったり、ついには住所まで知っていて隣が空室だということまで把握しているのでした。完全にヤバいパターンじゃないですか、これ。

隣の空き部屋に引っ越してきたら完全に生活を監視しそうだよ、この子

　いかにも怪しい感じの女の子。しかし主人公は「この子めっちゃ記憶力良い!!」と大喜び！　しかも「今日は良い日だ!!」とまで思ってしまう始末です。なんというポジティブシンキング！　彼女のことを怪しむ様子はまったくなく、そのまま談笑するのでした。君が良いなら良いんだけどね……。

このくらいピュアな方が幸せなのかもしれない

　完全にストーカーでホラーな話が待ち受けていると思っていたら、まさかのポジティブ展開。この漫画には「きっと相性は良い」「なぜか複雑な気持ち」「このまま何事もなく幸せになりそう」など、当の本人よりも読者の方がハラハラドキドキしてしまうリプライが多く寄せられています。本人は幸せそうだし、ハッピーエンド……なのかな……？

　作者は『ヒメの惰飯』を手がけた漫画家の二階堂幸（@nikaidooooooooo）さん。Twitterでは短編漫画とイラストを投稿しています。

画像提供：二階堂幸（@nikaidooooooooo）さん

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