インタビュー
» 2019年10月10日 20時30分 公開

【なかよし編集部に直接聞いてみた】“白赤”が定番だった少女漫画の背表紙、変わったのはいつから?(1/2 ページ)

一昔前、本屋さんの少女漫画コーナーには「白地に赤文字」の背表紙がズラーっと並んでいたような……。

[ねとらぼ]


 2020年に、65周年を迎える少女漫画雑誌「なかよし」。親しんできた読者にとってちょっと気になるのは「“作る側”の人たちは、どんなことを考えているのか」ということではないでしょうか。

 そこで、ねとらぼのTwitterアカウントを使って質問を募集し、なかよし編集部に回答してもらおう、というのが本企画。今回は「いつから少女漫画コミックスの背表紙が白赤ではなくなったのか」「『りぼん』『ちゃお』との違い」などについて伺いました。



少女漫画の背表紙、いつから“白赤”ではなくなった?

―― まずはコミックスの背表紙に関する質問から。以前、本屋さんの少女漫画コーナーといえば、白地に描かれた赤い文字のタイトルがズラリと並んでいたものです。

Q:コミックの背表紙の歴史とかこだわりとか知りたいですー。90年代は共通でしたよね?

A:コミックスの背表紙は、2010年ごろまで確かに共通でした。ですが、それ以降は作家さんの要望もあり自由にデザインをできるようになり、今ではイラストが入ったり、タイトルの文字もロゴを使ったりと作品ごとに様々な背表紙になっています。

背表紙も作品のイメージを反映していますので、ぜひ作品ごとに背表紙も楽しんでいただけたらと思います。

 なかよし編集部員(以下略):当社(講談社)内では2010年ごろまで、共通デザインでした。ただ「あの白赤の背表紙じゃないと絶対ダメ」というわけではなくて、「カードキャプターさくら」は背景がピンク色でしたね。だんだんと、背表紙だけでも作品の世界観を伝えられるように、とデザインの幅が広がっていきました。

なかよし編集部に聞く「なかよし」「りぼん」「ちゃお」の違い

Q:ちゃおやりぼんにない魅力ってなんですか? イベントなどがないので見えてきにくいなぁと思っています。

A:「世界に通用するヒロイン」が生まれる雑誌ということでしょうか!

「なかよし」は創刊から65年の間、世界で羽ばたくヒロインをたくさん生み出してきました。「キャンディ・キャンディ」「美少女戦士セーラームーン」「怪盗セイント・テール」「カードキャプターさくら」「東京ミュウミュウ」「しゅごキャラ!」…などなど。

日本の少女ばかりか世界の少女たちにも、ずっと元気と勇気を与えてきたことに、編集部員みんな誇りに思っています。今ももちろん“最強ヒロイン”をどんどん生み出していってますよ!

三誌の中でいちばん「濃い〜個性派ぞろい!!!」でこれからも頑張ります!

―― よくある疑問ですが、編集部的に考えると「なかよし」と他の少女漫画雑誌の違いは何でしょうか。

 雑誌単位でカラーを考えるというより、作品ごとに「これはこういう女の子向け」と捉えているのですが、「なかよし」という雑誌全体の特徴をあげるなら、「夢があって、面白い!」みたいな間口の広さでしょうか。個性的な作品は多いと思いますよ。

―― 個性的な作品、具体的にはどんなものがありますか?

 例えば、CLAMP先生が「カードキャプターさくら」以前に手掛けた「魔法騎士レイアース」はロボットが出てきますし、比較的最近の作品でいうと、松本ひで吉先生の「さばげぶっ!」はサバイバルゲーム部が舞台。「なかよし」内でもかなり人気がありましたね。

―― 一般的なイメージでいくと、ロボットもサバゲーも「男の子が好きなもの」ですよね。

 少女漫画雑誌なので、やっぱり恋愛モノが多いのですが、その中でも設定がいろいろあって。連載中のものでいうと、女子高生とシークの連載モノ(「シーク様とハーレムで。」/美麻りん先生)とか。

 それから、最近始まった連載「蝶か犯か 〜極道様 溢れて溢れて泣かせたい〜」(鳥海ペドロ先生)はJKと極道の若頭の恋愛モノ。あくまでファンタジーですが、すでに多くの読者から支持されています!

―― まさか少女漫画雑誌の取材で「若頭」という単語を聞くことになるとは……!

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