「まどマギ」から「天気の子」まで、2010年代アニメを読み解く書籍 『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』発売
ライムスター・宇多丸さんが推薦しています。
アニメ評論家・藤津亮太さんが2010年代のアニメ作品を分析・読み解く一冊、『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』が発売中です。価格は税別2400円。
2010年代アニメの何が人を惹き付けてきたのか。その問いを、「魔法少女まどか☆マギカ」「けものフレンズ」などのテレビ放映作品から、「この世界の片隅に」「天気の子」などの劇場作品、さらに「LEGO(R) ムービー」「父を探して」といった海外作品にも触れ、幅広い視点から読み解きます。
著者の藤津さんは、2003年の「アニメーション評論文コンテスト」で最優秀賞を受賞したことで知られ、著書は『アニメ「評論家」宣言』(扶桑社)、『チャンネルはいつもアニメ―ゼロ年代アニメ時評』(NTT出版)など。今回の2010年代アニメ時評の帯には、ラッパー/「アフター6ジャンクション」パーソナリティーの宇多丸さんから、
「藤津さんならではの明晰でフラットな視点が、『知ってるつもり』だった作品たちの輪郭を、改めてくっきりと浮かび上がらせてゆく!――この風通しの良さこそ、いま必要とされる『批評』の仕事だと思う。」
と、熱の入った推薦文が寄せられています。
収録されている内容は、人気連載「アニメの門」で展開された時評や、各種雑誌等に掲載された論考を中心に加筆・修正を行ったもの。同書で言及される主な作品は以下の通りです。
『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』
同書で言及される作品
「星を追う子ども」「君の名は。」「天気の子」「かぐや姫の物語」「風立ちぬ。」「ハウルの動く城」「思い出のマーニー」「この世界の片隅に」「リズと青い鳥」「たまこまーけっと」「たまこラブストーリー」「リズと青い鳥」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」「未来のミライ」「鉄コン筋クリート」「true tears」「魔法少女まどか☆マギカ」「輪るピングドラム」「虹色ほたる〜永遠の夏休み〜」「エウレカセブンAO」「HUNTER×HUNTER」「SHIROBAKO」「ラブライブ!The School Idol Movie」「心が叫びたがってるんだ。」「甲鉄城のカバネリ」「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」「けものフレンズ」「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」「さよならの朝に約束の花をかざろう」「宇宙よりも遠い場所」「海獣の子供」「男子高校生の日常」「ガッチャマン クラウズ」「サムライフラメンコ」「アイカツ!」「THE IDOLM@STER」「Wake Up, Girls!」「ラブライブ!」「アルドノア・ゼロ」「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」「ルパン三世 PART ?」「おそ松さん」「リトルウィッチアカデミア」「ルパン三世 PART 5」「涼宮ハルヒの憂鬱」「日常‐nichijou‐」「宇宙戦艦ヤマト2199」「花とアリス殺人事件」「監獄学園」「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」「甲鉄城のカバネリ」「ゴッドイーター」「バーチャルさんはみている」「プロメア」「マクダル パイナップルパン王子」「シュガーラッシュ」「パラノーマン ブライス・ホローの謎」「LEGO(R) ムービー」「父を探して」「ズートピア」「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」「スパイダーマン:スパイダーバース」……
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制御の大切さが痛切に伝わってくる。
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