速報
» 2019年11月08日 11時00分 公開

「本田のおやっさん、ありがとう」 昔、日本では「赤いクルマ」が禁止だった (1/3)

そのままだったら、真っ赤なポルシェ様やフェラーリ様はどうなっていたのでしょうね。

[志田原真俊,ねとらぼ]

 先日、「ドイツでは金色のクルマが違法」(関連記事)というニュースが話題になりました。

赤いクルマは昔違法だった 捕まってしまった金ピカラッピングの「ポルシェ・パナメーラ」(写真:morgenpost)

 その理由は「まぶしすぎるから」。警察は他のドライバーに迷惑で、危険だからやめなさいと注意したもののオーナーは無視。2度目の検挙で「反省なし」と判断され、押収するまでに至りました。

昔、日本では「赤いクルマ」が禁止だった

 実は日本でも昔、クルマに塗ってはいけない色がありました。その色とは、スポーツカーなら定番中の定番、好きな人も多いであろう「赤」です。情熱の赤、レーシングレッド、イタリアンレッド、などの言葉とともにスポーティーなイメージがあると思います。魔除けの赤なんてのもありますが。

 日本で赤色のクルマが禁止されていたのは1960年頃まで。60年近く前のことなので現在はもちろん大丈夫ですが、赤が禁止されていた理由は一体何だったのでしょうか。

赤いクルマは昔違法だった 日本でも昔、「赤色」が禁止だった

禁止の理由は「紛らわしいから」

 その理由は「緊急車両(消防車)とまぎらわしいから」。運輸省(当時)が民間車両のボディーカラーとしては認可せず、事実上市販車には使えない色になっていたのでした。

赤いクルマは昔違法だった 緊急車両と間違えてしまって紛らわしかったから

 「いくらなんでも消防車と見間違えること、あるかなあ……」と現代の感覚では思ってしまいますが、国土交通省の統計データによれば1960年の自動車保有台数は全国で約290万台しかありませんでした。2010年代の保有台数はおよそ8000万台前後ですから、その数はウン10分の1。そんな時代のことですから見慣れない赤いクルマが走ってきたら「消防車だ!」と慌ててしまうかもしれないのも無理はありませんでした。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2007/05/news018.jpg ひぇ……! 橋がポッキリ折れる インドで重機を積んだトラックが巻き込まれた崩落事故の映像がこわい
  2. /nl/articles/2007/05/news023.jpg 「玄米2合はやべえ」 つけもの、汁物、手前みそ、塩、玄米2合――社会学博士が作った「江戸時代のごはん」がとんでもない破壊力
  3. /nl/articles/1808/22/news101.jpg 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  4. /nl/articles/2007/05/news026.jpg 「ダメだ、どんどん不気味なものが出来ていく」 こしあんを注射器で注入したら閲覧注意な水まんじゅう誕生
  5. /nl/articles/2007/04/news037.jpg 「寝かしつけあるある」「再現度高すぎて笑う」 エヴァ初号機がシルバニアの赤ん坊を寝かしつけるコマ撮りアニメがリアル
  6. /nl/articles/2003/29/news017.jpg 2台のクルマが事故……と思いきや トヨタ製ピックアップトラックが起こした事故がえげつない 米コロラド
  7. /nl/articles/2007/05/news010.jpg 「姉が小説をpixivに上げてる」 従姉妹からの相談に笑うことしかできなかった実録漫画に「血は争えない」
  8. /nl/articles/2007/05/news027.jpg 帰宅してお父さんがいるのを見た女の子は……? 娘さんに仕掛けたドッキリのリアクションが最高にかわいい
  9. /nl/articles/2007/03/news009.jpg 彼女にフラれては飼い猫に泣きつく男子 ラブコメ漫画と思いきや……思わぬ展開にゾクッ
  10. /nl/articles/2007/04/news023.jpg 「俺はガンダムで行く!」で公式アカウントたちがガンダムで行き過ぎた 「レディ・プレイヤー1」の地上波放送に合わせて歴代ガンダムが参戦