「侍でありたい」「人に文句を言うときは名を名乗れ」 島田紳助のキレキレトーク止まらず misono公開の最新動画で(1/2 ページ)

misono「やっぱり1番、大事にしなきゃいけないのは『島田紳助さんの気持ち』であり『アンチの言葉』ではないよね…」

» 2020年02月10日 23時00分 公開
[西尾泰三ねとらぼ]

 歌手のmisonoさんが2月10日、2011年に芸能界を引退した島田紳助さんが出演する動画の“後編”を自身のYouTubeチャンネルで公開。島田さんは「侍でありたい」と自身の哲学や覚悟を語りながら、ネット上での匿名批判にも苦言を呈するなど、縦横無尽のトークで存在感を発揮しています。

島田紳助 misono 後編 動画 侍 引退 便所 名を名乗れ 約1カ月ぶりに公開された島田紳助さん出演動画(画像はYouTubeから)

【神回】アップするのをやめてましたが…島田紳助さんのファンの為にやっぱり公開します。〜音量注意〜後編【ヘキサゴン】

 芸能界復帰やYouTuberデビューの意図なく、「misonoの応援をしたいから」という理由でmisonoさんのYouTubeチャンネルに登場したのが1月13日のこと(関連記事)。動画ではテンポの良いトークはそのままに、釣りやゴルフなどを楽しみ「健全な日々を過ごしています」と話していました。

 後編として公開された約26分の動画では、前編に引き続き、misonoさんと島田さん、フジテレビ系「クイズ!ヘキサゴン」ファミリーであるタレントの山田親太朗さんの3人でトーク。その中で島田さんは、もともと「50歳で辞めよう」と決めていたとし、テレビから姿を消すことになるトラブルが起こった際、本人はチャンスと考え、「2年で復帰するってうそついて」辞めたのだと当時について明かしています。

 近況などを語る中で、芸能界復帰の可能性を聞かれた島田さんは、いろいろなチャンスがあるとしながらも、「(復帰は)ない」とあらためて否定。「(復帰)したいと思ってない。今が楽しい。俺は芸能界でずっとやってきて、55歳で辞めて幸せ。例えば70歳までやっていたら、俺元気に海外行けなかった。今、ちゃんと元気(な身体)でいろんな人と会えて幸せ」と話し、前編の動画で“有意義な暇”と表現していた現在の充実した生活のよさを伝えながら「自分の人生一生懸命行こう」と呼び掛けました。

島田紳助 misono 後編 動画 侍 引退 便所 名を名乗れ 泥酔気味としながらも歯切れのよいトークは変わらず(画像はYouTubeから)

 引退後初となる映像出演にmisonoさんのYouTubeを選んだ島田さん。当のmisonoさんが「いろんな人のを断っているのを知ってますもん」と複数のオファーの存在を明かしつつ当惑の色を浮かべると、島田さんは「怒る人2人、想像がつく」として、「吉本の大崎(洋)会長と、サイバーエージェントの藤田(晋)さん」と名をあげました。

 かねて島田さんの才を高く認め、強固な信頼関係もうかがわせる吉本興業ホールディングスの大崎会長と、AbemaTVへの出演絡みを連想させる藤田さんへの謝意。特に藤田さんに対しては「藤田さんがこれを見たら“勘弁してくださいよ”って…。藤田さん、裏切ったわけではない」「我が子のためなんです。藤田さん、ごめんね。ごめんなさい」と不義理を詫びるような場面もありました。

 さらに、動画の終盤では、山田さんが間もなく芸能界から消えるとジョークを飛ばしながら、「芸能人は消えていくと“あいつ終わったな”って言われる。これが芸能人が一番傷つく言葉」と持論を語り出した島田さん。「だから、侍でありたいんですよ、みんな。上岡龍太郎さん55歳で引退した、俺も訳あって引退した。なんで自分から身を引くかっていうと、人に終わったって言われたくない。俺は自分で腹を切る、そして自分で終わりにする」と自身の哲学と覚悟を説明。

 「芸能人はみな傷つくから優しくしてください」と結ぶかと思いきや、返す刀で「ネットで意味不明の悪口書く時は名前を入れましょうよ」とネット上での匿名批判にも切り込む場面も「便所の悪口みたいなことを書いていると、あなたの人生が腐ってしまいますよ。人に文句を言うときは名を名乗れ。それが幸せに生きる道です」と訴えました。

 現時点で580万回再生を超えた前編動画の公開は、多くの賛否の声を生むこととなり、misonoさんはその反響の大きさから後半動画のお蔵入りも示唆していましたが、動画公開の前に更新したブログでは、公開する決め手になったのは、島田さんの気持ちをくんだためだと説明。「やっぱり1番、大事にしなきゃいけないのは『島田紳助さんの気持ち』であり『アンチの言葉』ではないよね…」とつづっています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/06/news012.jpg 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  2. /nl/articles/2502/08/news008.jpg 「本当にこれでいいの?」 親子の“価値観の違い”で対立も…… 100万箱以上売れた「家庭科のドラゴン」、人気再燃の理由
  3. /nl/articles/2502/08/news087.jpg 木村拓哉がタイプロで「弁当」差し入れ→“衝撃の価格帯”に騒然 「ぶったまげた」「庶民には買えない」
  4. /nl/articles/2502/08/news038.jpg スーパーで買ったちりめんじゃこをよく見たら…… 紛れていた“まさかの生き物”が2000万表示「これは当たり!」
  5. /nl/articles/2502/07/news132.jpg 「いまこんななの?!」ディズニーリゾート内の商業施設、“ゴーストタウン化”に衝撃の声 改装前の閉店ラッシュに「寂しい」
  6. /nl/articles/2502/08/news091.jpg 北海道の“雪のヤバさ”が伝わる写真に460万表示の反響 衝撃的な光景に「何かの冗談でしょ?」「見たことない景色」
  7. /nl/articles/2502/07/news135.jpg 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい〜」「読める人同世代w」
  8. /nl/articles/2502/08/news016.jpg 「味見したら止まらなくて危険」 “何度も作ってしまう”簡単サラダが間違いない! 「思う存分作って食べます」と95万再生
  9. /nl/articles/2502/08/news015.jpg パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  10. /nl/articles/2502/06/news004.jpg 14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議