「私たちがパンダに惹かれる理由」 パンダ沼の住人が語るパンダの魅力

パンダが愛される秘密に全力で迫りました。

» 2020年02月22日 20時00分 公開
[二木繁美ねとらぼ]

 パンダ好きライターによるパンダの楽しみ方をお届け! 最終回のテーマは「間近でパンダと会った経験」「パンダに惹かれる理由」です。

パンダ パンダ沼

 一度足を踏み入れると、沼のようにズブズブと沈み込んでいく。日常に潜んであなたを誘う「パンダ沼」。足先でもいいので、浸してみませんか。沼の住人でもあるパンダの飼育員さんも巻き込んで、パンダが愛される秘密を暴きます(5/5)。

パンダ沼の住人:二木繁美

二木繁美 プロフィール

パンダライター・パンダスポット探検家(Twitter/Webサイト)。Sipe pandaのペンネームで全国のパンダスポットを紹介する記事を書く。さらにイラストレーターとしても活動。欲望のままにパンダグッズを誕生させている。アドベンチャーワールド生まれのパンダ、明浜と優浜の名付け親でもある。新幹線が好きなほんのりテツ。好きな電車のパーツはパンタグラフ。


間近でパンダに会える!

パンダ パンダ沼 明浜(めいひん)と愛浜(あいひん)

 筆者も過去に2回、名付け親になっています。2006年生まれの2012年生まれの「明浜(めいひん)」と「優浜(ゆうひん)」です。運良く2回ともパンダの赤ちゃんに対面することができたのですが、2006年の明浜は双子の姉妹愛浜と一緒に、ガラス越しのご対面でした。

パンダ パンダ沼 優浜とご対面。このゼロ距離!

 2012年の優浜は、手足を消毒してパンダたちが生活するバックヤードに入り、木箱越しという至近距離で優浜と対面できました。パンダとの対面方法は、公開時の子パンダの成長度合いによって毎回変わります。明浜のときはまだ幼く、保育器に入っていたためにガラス越しの対面に。優浜のときは、ある程度成長していたために直接対面ができたのです。

パンダ パンダ沼 肉球もバッチリ見える距離です

私たちがパンダに惹かれる理由

パンダ パンダ沼 子パンダのうんこをイメージした、「パンダのうんこ」(お麩の松尾)

 私たちがこんなにパンダに惹かれる理由は何でしょう。パンダを表すときに出てくる単語「かわいい」。パンダが好かれるのはかわいいから、これは間違いありません。そのかわいさはまさに「食べちゃいたい」くらい!。上野にはシャンシャンのうんこをモチーフにした麩菓子まで登場しています。うんこ食べたいくらいって、どんだけ。アドベンチャーワールドにもパンダモチーフのスイーツやお土産がたくさん。近くにはパンダドームに泊まれるパンダホテルもあるんですよ。


パンダ パンダ沼 泊まれるパンダ。和歌山の「パンダヴィレッジ」

 筆者がパンダを見ている人々を眺めて思うこと、それは「自然と笑顔になる」ということです。パンダを見ている人はみんな笑顔です。笑うことは体に良いとされています。人は笑顔によって脳が活性化するという研究結果もあります。なんて“お手軽な健康法”なんでしょう。落ち込んだら、パンダを見に行けばいいのです。


パンダ パンダ沼

 リフレッシュのために、パンダへ会う旅に出掛けるのもいいでしょう。現地でパンダホテルに泊まり、パンダに癒やされ、さらに食事やお土産でパンダを満喫する。まさにオールパンダの楽しみ方。心身がリフレッシュすると、気力が充実して身体中にパワーがみなぎってきます。これこそが生命力。パンダから生きる力をもらうのです。


パンダ パンダ沼

 パンダの素晴らしさ、少しは伝わったでしょうか。パンダにこんな力があるとは思わなかったでしょう? 日常生活の中で、ガイコツやサッカーボールなど、白黒のものが全てパンダに見えてきたとき、あなたはすでにパンダ沼の縁にいるのです。

(完)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/05/news022.jpg 「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
  2. /nl/articles/2410/05/news040.jpg 伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
  3. /nl/articles/2410/02/news116.jpg 余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
  4. /nl/articles/2410/05/news023.jpg 七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
  5. /nl/articles/2410/05/news018.jpg 野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
  6. /nl/articles/2410/05/news012.jpg 「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
  7. /nl/articles/2410/04/news048.jpg 「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
  8. /nl/articles/2410/04/news040.jpg 50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
  9. /nl/articles/2410/04/news025.jpg 「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
  10. /nl/articles/2410/05/news032.jpg 大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声