漫画「100日後に死ぬワニ」 歩みだす友人たちと進むカウントダウン“死まであと36日”

まわりがイキイキしてると、焦っちゃうよね。

» 2020年02月23日 09時00分 公開
[きくちゆうきねとらぼ]
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 漫画家のきくちゆうき先生(@yuukikikuchi)がTwitterで連載中の、「100日後に死ぬワニ」。今回は64日目から70日目(2月13日〜19日投稿)までの、ワニの1週間を振り返ります。


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作者:きくちゆうき

100日後に死ぬワニ

1986年生まれ。なんだかんだいろいろあって27歳でイラストレーターとして独立。連載:「SUPERどうぶつーズ」(LEED Cafe)、「どうぶつーズの漫画」(幻冬舎plus)、「100日後に死ぬワニ」

Twitter:@yuukikikuchi/Instagram:@yuukikikuchi



64日目


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65日目


65日目

66日目


66日目

67日目


67日目

68日目


68日目

69日目


69日目

70日目


70日目

「友人のカノジョの助言はわりとよく効く」説

 ワニの平穏な日常を、不安なカウントダウンの下に描くこの漫画。ワニは前のバイト先で先輩に恋をし、一度は諦めましたが(34日目参照)、未練がありいまだに引きずっています。それは友人のネズミやモグラも察していて、気にかけてくれているようです。


モグラ カプセルトイのカブリ(63日目参照)を渡そうとこっそり待ち合わせ場所に行き、図らずも友だちの本音を立ち聞きしてしまったワニ。「気にならないんかなあ」……うん、気にしてるよね

 恋の話はバイト仲間にしてモグラの恋人、イヌにまで伝わった様子。「好きなら行ったほうがいいんじゃない?」「『行かずに後悔』『行って後悔』どっちがいいの?」と、グイグイ背中を押してきます。こんな感じの「友人のカノジョ」ってよくいるし、その助言はわりと正しい。

 その翌日、ワニは意を決して、先輩の勤めるカフェへ。それでもあと一歩の勇気が出なくて、引き返しかけたとき――先輩とバッタリ出くわしました。やったあ!


先輩 案外カジュアルな暮らしをしている先輩。仕事帰りかな

 再会した2人が、その後どんな会話をしたのか、漫画は多くを語りません。ただ、そもそも先輩はワニに好意的でしたし(38日目参照)、翌日の「でも良かったじゃん」というイヌの口ぶりからしても、ワニたちの恋が一歩進んだのは想像に難くありません。イヌの激励の言葉「元気出せ少年、先は長いぞ!!」は、読者としては複雑ですが、今のワニにとっては大切なアドバイスかもしれません。


先は長い

それぞれの道を行く友人たち――ワニはどうする?

 今週はワニの恋が進む一方、友人たちがそれぞれの道を進む様も描かれました。バイクの整備工をしているネズミは、サーキットでの仕事を得るなどステップアップ。モグラは特に夢などないまま営業職に就き、「どうせやりたいことがないのなら就職したほうがいい」と、割り切って仕事をしているようです。


ネズミ 「好き」を仕事にして生きるネズミ

モグラ 別に好きではないけれど、生きるために営業をしているモグラ。いろいろな生き方がある

 彼らの現況を聞くたび、ワニは「なんかすごー……」「ふーん……」と、何か感じ入っている様子。これは邪推かもしれませんが、友人に「置いていかれている」と、悩んでいるようにも思えます。そんな折、友人を誘ったところ、都合が合わないと断られてしまうことに。「そんなこともあるさ」で片付けるのは簡単ですが、ワニもそろそろ、自分の道を進むときなのかもしれません。例えば恋とか。


チャット 歳を重ねると、仲の良い友人もそれぞれ重い事情を抱えるようになって、なかなか会えなくなるものですからね……

死まであと30日


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