プロの少女漫画家はどうやって“ネーム”を描いてるの? 『マーガレット』の付録「ネームの描き方BOOK」が漫画家志望や同人作家さん必読
勉強になる……!
2月20日発売の『マーガレット 2020年6号』(集英社)の付録は「ネームの描き方BOOK」。この付録小冊子では、『マーガレット』の作家さん10人がどのようにしてネームを描いているかを知ることができます。漫画家志望の人はもちろん、同人や趣味で漫画を描いている人にとっても役立ちそう……!
ネームとは簡単な絵とセリフとコマ割りで構成される“漫画の設計図”のようなものですが、描き方や作り方は千差万別。アマチュアだとネームを人に見てもらう機会も少ないので、どうやってうまくなればいいのか、このネームの描き方でいいのか不安になることも。
「ネームの描き方BOOK」でネームの描き方を紹介しているのは、ななじ眺先生、やまもり三香先生、小森みっこ先生、佐藤ざくり先生、里中実華先生、宮城理子先生、ひろちひろ先生、ほしの瑞希先生、吉田夢美先生、藍川さき先生。
実際に掲載された漫画を例にして、ネームができあがる過程やこだわりポイントを紹介。完成原稿との比較や、第1稿からどのようにネームが変わったのかの解説などの他、先生たちへのQ&Aも充実しています。先生たちの「ネームは絶望」「本当にネームが苦手」などの言葉には「プロもそうなんだ……!」と励まされます。
TwitterではBOOKをゲットした読者から「作家ごとに違っててめっちゃおもろい!」「参考になる」といった声が。漫画家や漫画編集者からは「少女漫画志望でなくても新人作家さんにはお薦めしたい」「漫画家志望者におすすめ」などのコメントも寄せられています。
なぜ今回の付録が生まれたのか。『マーガレット』の河野万里子編集長によると、現在実施している「第1回マーガレットネームグランプリ」という”ネームだけで投稿できるマンガ賞”がきっかけなのだといいます。
「作画とストーリーに分かれチームでマンガを描く作家さんが増えている現状や、素晴らしいセンスを持っているのに画力が足りないだけでデビューできない方々を見るにつけ、少しでも投稿者の選択肢を増やすことにつながれば、という思いでマーガレットネームグランプリを創設しました。はじめて募集するマンガ賞ですので、まずネーム投稿に興味を持っていただくために、この付録を作ろうと思ったのが今回の企画意図です」(河野編集長)
付録への反響は編集部にも届いているようで、「思いがけず、現役作家の皆さんや、少女漫画以外のジャンルの投稿者からも熱い反応をいただき、編集部としても非常に驚いています」(河野編集長)といいます。
本付録は電子版にも収録。また、7号が3月5日に発売となるため紙版の発売期間は3月4日までですが、以降も電子版では本冊子を読むことができます。ちなみに第1回ネームグランプリは4月3日まで応募を受け付けています。
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