新型コロナで仕事がなくなった紙切り師、アイデア満載の芸を動画で投稿 高座ではできない時間制限なしの“紙業”
めちゃ細かい……。
新型コロナウイルスの影響で、3月前半の全ての仕事がなくなってしまったという林家喜之輔さんが、紙切り芸をTwitterに投稿し絶賛されています。動画なら時間の制約がないからと、普段の高座ではできない細かい“紙業(かみわざ)”を披露しています。
紙切りとは寄席の色物として登場するもの。普段は客席からのリクエストに即興で応えたりしながら披露していきます。はさみ1本で紙を切っていくと、あら不思議。すてきな切り絵の完成です。
林家喜之輔さんが投稿したのはコアラやジョーズなど。細かさも目を見張る物がありますが、全ての紙が切り離されていないことにも驚かされます。
コアラに続いて、リクエストがあったというジョーズにも挑戦します。どうもサメではないものも切っている様子。何を切っているのだろうと見ていると、なんと、完成したのは「『ジョーズ』のポスター」。その発想力にも脱帽です。
林家喜之輔さんは1997年生まれで、2018年3月に紙切り師としてデビューしました。落語芸術協会のサイトによると趣味はゲームとのこと。せっかくなので、少し質問してみました。
――紙切り師を目指す前から、手先は器用だったのでしょうか?
林家喜之輔 特別器用だったとは思いません、ただ、子どもの頃からレゴブロックやプラモデルを組み立てるのは好きでした。
――高座での即興と、じっくり作るのとではどんな違いがありますか?
林家喜之輔 大きな違いは考えながら切るか、あらかじめ決められた通りに切るかだと思います。即興で切るときは大きな形でシルエットだけで作ることが多いです、切っている最中も頭のなかで絵を考えているときもあります。それに比べてじっくり切るときは部分的に練習ができますし、細かい部分も切れます。事前に考えて細かく切るぶん、穴を開けるところや紙をつなげておくところなどいろいろできます。
――「Manabi Japan」のインタビューによると、壇上では通常「早ければ数10秒、長くても1〜2分ほど」で切るとのことですが、コアラとジョーズは?
林家喜之輔 コアラは4分弱、ジョーズは5分ぐらいです、動画は4倍速で再生しています。
――新型コロナの影響が残念です。今回空いた時間に挑戦してみたいことはありますか?
林家喜之輔 取りあえず今は何もありません。紙切りの動画をTwitterにあげるくらいしかないです。
当面はTwitterでの活動が一番の予定という言葉の通り、3月1日以降もマリオ、パンダと1日1本ずつ動画を投稿しています。気分次第でリクエストにも応えてくれるそうなので、新作が気になる人はアカウントをチェックしてみましょう。
画像提供:林家喜之輔(@kinosukesantati)さん
(高橋ホイコ)
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