これが絵!? 本物にしか見えない3Dアートが今にも動き出しそう
思わず手にとってみたくなるリアルさ……。
ドイツを拠点とするアーティストのステファン・パブストさんが描く、3Dアートがあまりにもリアルすぎると賞賛を集めています。
ステファンさんの3Dアートは今にも動き出しそうなほど躍動感があり、ウィル・スミスが演じた映画「アラジン」のジーニーの絵は、キャンバスから出てきそうな迫力です。キャンバスの上にまるで物体そのものが存在しているように見え、思わず手を伸ばして触ってみたい感覚に……。
ステファンさんは幼い頃から絵を描くことが好きで、以前は主に肖像画を趣味で描いていたそうです。ところがある日わずか1時間ほどで、どくろの絵を立体的に描きあげたことがきっかけとなり3Dアートを描くことに魅了されたようです。
そして2007年に友人から、趣味ではなくプロのアーティストとして描くように勧められ、今ではWebサイトを通じて世界中から依頼を受けて肖像画や3Dアートを描くようになったのだといいます。
時には鉛筆1本で描くこともあれば、水彩画や油絵などで3Dアートを手がけることも。またキャンバスを絵の輪郭に合わせて一部切り抜くことで、さらに立体感が増すようです。
ステファンさんのInstagramやYouTubeチャンネルにはアート作品以外にも3Dアートを仕上げるまでの動画が投稿されており、下書きから始まって、3Dアートが仕上がるまでの見事な創作過程には思わず目が釘付けとなりそうです。
ステファンさんの3Dアートを見ていると「自分も描いて見たいな……」という人もいるのでは? そんな人のためにステファンさんは、「The Art of 3D Drawing」というアート入門書を出版しています。日本では「トリックアート入門 イラストと写真で描ける3Dアート」というタイトルで販売されています。
画像提供:ステファン・パブストさん(Facebook/YouTube/Instagram)
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