「怒られたら皆んな助けてね」 たむらけんじ、安倍首相の「うちで踊ろう」動画を魔改造してしまう(1/2 ページ)

「三密VS八光」はマニアックすぎる。

» 2020年04月13日 21時05分 公開
[西尾泰三ねとらぼ]

 お笑い芸人のたむらけんじさんが4月13日にSNSを更新。歌手の星野源さんがSNSで発表した楽曲「うちで踊ろう」とコラボ歌唱した安倍晋三首相のパロディー動画を公開し、意外にも好評を博しています。ネタちりばめていくスタイルは好き。

たむらけんじ 星野源 安倍晋三 うちで踊ろう パロディー 知ってる! この構図知ってる!(画像はたむらけんじInstagramから)

 星野さんが新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛中に制作した同曲は、「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と呼び掛けたことからさまざまなコラボが誕生。女優の石田ゆり子さんや高畑充希さん、歌手の三浦大知さん、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさんら多くの芸能人がコラボ歌唱やダンス動画をSNSに投稿する輪が広がっていました(関連記事)。

 そんな中、安倍首相は12日、星野さんの弾き語りに合わせて自宅のソファで愛犬のロイを抱く姿や、カップ片手にくつろぐ様子、読書やテレビを見て過ごす姿をTwitterに投稿。国民に外出自粛へのさらなる協力を呼び掛ける狙いがあったと思われますが、ネットユーザーからは戸惑いや怒りの声が続出する事態となりました。


 この状況で、たむらさんは「とても良い素材をありがとうございました」とコメントを添えて、黒のサングラスに白のふんどしを締めたいつもの格好でこれをパロディーにしてしまうストロングスタイルを敢行。愛犬の代わりに獅子舞をめでたり、飲み物を優雅にすすったり、田中みな実さんの写真集を堪能したりと、細かなネタもたくさんちりばめています。

 また、おなかには「ステイホーム」「ソーシャルディスタンス」といった感染拡大防止を呼び掛ける言葉を書いたシーンがあるかと思えば、写真集を堪能し始めるころには「三密VS八光」の文字になり、三密と聞けば落語家・月亭八光(はちみつ)さんを連想する関西人への憎い心づかいもみせています。これ分からない人もいるのでは……?

たむらけんじ 星野源 安倍晋三 うちで踊ろう パロディー 三密VS八光(画像はたむらけんじInstagramから)

たむらけんじ 星野源 安倍晋三 うちで踊ろう パロディー チャー(画像はたむらけんじInstagramから)

 コメントでは「めちゃくちゃ怒られたら皆んな助けてね」と予防線を張るのも忘れないたむらさんですが、ファンからは「獅子舞後のコーヒーで声出ました」「メッセージ性すごいありますね!」「サンミツvsハチミツ爆笑」など好意的にとらえる人が続出。これを見た松井一郎大阪市長もTwitterで「安倍総理に届きますように! 拡散希望! これは怒られるやつや! 笑い」と反応しています。


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」