警視庁、東京都内の「運転免許」更新業務を停止 更新期限「3カ月」延長の特別措置も
東京都では更新業務を停止中、期限が迫っている場合は「延長申請」を。
警視庁は2020年4月15日、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行を受けて、東京都の各警察署などで実施していた更新業務の停止を発表。各都道府県の警察では運転免許証の更新業務の停止や更新期限の延長などの対応が取られています。
警視庁の発表によると、都内の運転免許試験場および運転免許更新センター、指定警察署12署が対象。また学科試験や技能試験についても自粛を要請しており、認知機能検査と高齢者講習についてはすべて休止となります。
また、千葉県警も4月16日から運転免許センターおよび各警察署(幹部交番等を含む)での運転免許関係業務を一部停止すると発表しています。
運転免許の更新について、すべての都道府県で更新期限の延長という特別措置が決定しており、2020年(令和2年/平成32年)7月31日までに更新期限を迎える人を対象に「3カ月」の期限延長が行われています。ただし、自動的に延長されるわけではなく、郵送などでの申請が必要です。申請方法は各警察の公式サイトにて発表されています。もし延長申請をせずに期限が切れてしまった場合には、試験免除の「再取得」対応となります。
兵庫県にある明石運転免許試験場は4月8日から新型コロナ感染者発生のために閉鎖、福岡県にある渡辺通優良運転者免許更新センター、黒崎優良運転者免許更新センターは4月12日から5月6日まで感染予防のために閉鎖されているなど、更新業務や試験を実施する施設そのものがすでに閉鎖されているケースも今後増える可能性が高いので、運転免許の更新や取得で対象となりそうな人は各警察の情報を小まめに確認したほうが良さそうですね。
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