コラム
» 2020年06月28日 09時30分 公開

オタクが歴代の「デジモン」についてめちゃくちゃ早口で語りました (1/2)

新作の放送再開して良かった。

[にゃるら,ねとらぼ]

 ライターのにゃるらと漫画家のカエルDX。2人のオタクによる対談「だらだらオタク話DX」のコーナーです。第5回のテーマは“デジタルモンスター”


にゃるら カエルDX

にゃるら プロフィール

沖縄出身のオタク。各所で文章を書く。ねとらぼでの連載名は「インターネットを守る翼竜」。はじめての同人誌は「インターネット2」。

カエルDX プロフィール

関西出身のオタク。自身をカエルのキャラクター「カエルDX」に投影したレポート漫画を描く。LINEスタンプ「カエルDX」シリーズが人気。2020年2月から『きららフォワード』で漫画「観音寺睡蓮の苦悩」を連載中。



デジモン オタク対談

カエルDX:今日は、めでたく新作も放送され始めたデジモンについて話しましょう。

にゃるら:早速机にグッズが並べられてるな〜〜〜。

カエルDX:自分の家にあるグッズの“一部”を持ってきました。

にゃるら:一部ね、一部。


デジモン オタク対談

カエルDX:部屋にはもっとたくさんあるんですけどね。子どもの頃から集めていたやつ。

にゃるら:すごい。僕はリアルタイムのアドベンチャー世代で、それからフロンティアまで観ていて。好きなんですけど、大人になってからは深く追ってない。

カエルDX:ダサ

にゃるら:うぜ〜〜〜。

カエルDX:では今回は、そんなにゃるらさんや久々にデジモンを追おうとしている読者のために、デジモンアニメの歴史を簡単に説明していきますね。

にゃるら:よろしくおねがいします。

デジモンアドベンチャー(1999年3月〜2000年3月)

カエルDX:デジモンってアドベンチャーからの印象がある人もいるかもですが、この「たまごっち」のような携帯玩具から始まっているんです。


デジモン オタク対談

カエルDX:バンダイでよくある玩具から派生してアニメ化したのが「デジモンアドベンチャー」です。

にゃるら:初代デジモンの玩具持ってましたよ。蓋開けてバグらせるとかやってました。どこでそんな裏技知ったんだろうって不思議です。

カエルDX:その裏技知らなかったです。早速、解説役よりディープに目立たないでくださいよ。

にゃるら:怒られてしまった。

カエルDX:デジモンアドベンチャーは劇場版が1999年春、「ぼくらのウォーゲーム!」が2000年春に公開されてます。知っているかもしれませんが、最初の映画が公開された翌日にテレビシリーズの第1話が始まるっていう珍しい形態だったんです。

にゃるら:僕も行きましたよ、最初の映画。前売り券かなにかで遊戯王カードもらいました。

カエルDX:あ〜遊戯王カード。もらった、もらいましたよ。

にゃるら:「邪悪なる鎖」ですね。デジモンと同時上映で遊戯王やドクタースランプが。僕は遊戯王目当てだったんですけどね。

カエルDX:次作のウォーゲームはONE PIECEの初劇場版と同時上映でした。もともとONE PIECE目当てだった人がデジモンにハマったっていう有名な逸話が。

にゃるら:同時上映、時代を感じますね……

カエルDX:ちなみに、この本が初代デジモン時代のデジモン図鑑です。


デジモン オタク対談

にゃるら:開くときめっちゃバリっていったな。

カエルDX:それくらい昔の本ですからね。この時期は「マメモン」とかが最強格っていう、今だと信じられない環境です。メタルグレイモンが青かった時期ですね。アニメ前なのでダーク要素が強い。

にゃるら:青のメタルグレイモン、カッコいいですよね。


デジモン オタク対談

カエルDX:アニメ時に、主人公のパートナーがこんな悪そうだとダメだろうってメタルグレイモンはオレンジに。アトラーカブテリモンも似たような理由でカラー変更されています。

にゃるら:でも、スカルグレイモンと対比するならオレンジのほうが良いし英断ですね。

カエルDX:そうですね。ただ、進化先がたくさんあるのがデジモンの魅力なのに、アニメで進化先を固定したことには異論もあります。


デジモン オタク対談

カエルDX:これが今では廃れてしまったフィルムコミックです。アニメを無理やり漫画の形にしているので解像度が低い。

にゃるら:「おーーーーーッ!!」ってなっとる。

カエルDX:僕はアドベンチャー放送時は幼稚園前で、ぼんやり観ていた記憶はあるんですが、その後に小学校頃に再放送で本格的にハマってそこからズルズル今に至ります。

カエルDX:あと、アドベンチャーはファンの間でも大人気なコミカライズ版などもあります。

にゃるら:当時Vジャンプで読んでましたよ。パートナーがブイドラモンなんですよね。

カエルDX:そうです。かの有名なアルフォースブイドラモンなども。2巻以降だと02の主人公とコラボする読み切りも収録されてますね。

にゃるら:あとアドベンチャーといえば、映画のウォーゲームは外せませんよね。

カエルDX:みんな大好きですからね、ウォーゲーム

にゃるら:新作の「デジモンアドベンチャー:」でウォーゲームのオマージュが入った際、怒っているオタクもいて不思議でした。

カエルDX:デジモンのオタク常に怒ってますけどね。僕もちょっと怒りがあったのですが、なぜウォーゲームのオマージュに怒ったかは後で解説します。

にゃるら:そこで焦らすんだ。


デジモン オタク対談

カエルDX:これは当時のキッズトイのカタログですね。指人形とかも載ってる。ピッコロモンが敵扱いっぽくなってます。


デジモン オタク対談

カエルDX:02の玩具も載っています。ちょうど良いので、このまま02の話に入りますね。

デジモンアドベンチャー02(2000年4月〜2001年3月)

カエルDX:02は、アドベンチャーのヒットを受けて製作されたテレビアニメ2作目です。

にゃるら:アドベンチャーから数年後の話ですよね。

カエルDX:そうそう。初代の登場人物たちの関係でファンの間でも賛否あったりしますが、全体的には僕は好きです。特に玩具が玩具らしくて好きです!

にゃるら:アーマー進化ですか。ロックマンXみたいにデジモンの装備が拡張されていく感じは、確かに玩具との相性良いですよね。

カエルDX:ちなみに僕はパイルドラモンが好きです。かっこいい……。

にゃるら:パイルドラモンのプラモ、作ったことあった気がするなぁ。主人公とライバルが合体するっていうのは男の子ですね。

カエルDX:アドベンチャーの頃は、ここまで人気になると想定されていなかったから、02になって玩具がドっと展開されました。プラモとかまでありましたね。そしてこれが、当時の玩具であるD3です。


デジモン オタク対談

にゃるら:でた! カエルさん特有の「幼少期から箱付きで玩具を取っているオタク」だ!!!

カエルDX:開けていいですよ。振って遊び要素もあるので、振るとカチャカチャします。

にゃるら:オタクなので「黒」の方持っていましたね。うわ〜振るの十何年ぶりだろう。


デジモン オタク対談デジモン オタク対談 シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ!

カエルDX:いい振りっぷりだ。

にゃるら:対戦要素が振る回数か連打だったんですけど連打が弱くて。だから振る方に全力だしてましたね。僕は02で特に好きな回があって、小中千昭さんというSerial experiments lainなども手掛けた作家による脚本回があり、それがクトゥルフ全開なんですよ。子ども向けアニメなのに。

カエルDX:あっ、ダゴモンの回(13話)ですね。

にゃるら:「ダゴモンの呼び声」って、まんまなタイトル。02はこれの印象が強い。

カエルDX:まさしくオタクやな。本当に急に暗い話になってびっくりする回ですよ。突然主役の1人が「海から呼び声が聴こえる……」って言い出す

にゃるら:そうそう(笑)。小中千昭先生、デジモンを気に入っているのかTwitterのアイコンがロップモンなんです。

カエルDX:スタッフ側が愛してくれているのはうれしいですよね。ロップモンの話がでたので、そのままテイマーズの話に移りましょう。

デジモンテイマーズ(2001年4月〜2002年3月)

カエルDX:世界観が一新された作品です。今でも根強いファンが多い印象。

にゃるら:僕はテイマーズが一番好き。ベルゼブモンがいるから!

カエルDX:早速オタク。

全員:(笑)

カエルDX:テイマーズは、ちょっと暗めかつオシャレですよね。

にゃるら:あと主人公が陰キャ寄り。

カエルDX:(笑)。カードゲームとか大好きな少年でしたね。確かに共感しやすい。序盤はカードスラッシュっていうカード要素を強く押し出してホビーアニメっぽさがあったんですが、だんだん使わなくなりました。

にゃるら:カードスラッシュ時の挿入歌がカッコいいんですよね。「カードスラッシュ」って歌詞にまんま入っていて、意地でも子どもたちにカードと玩具買わせようって気概が伝わる。


デジモン オタク対談

カエルDX:実際、カードゲームの全盛期です。僕もかなり集めてました。

にゃるら:遊ぶ友達いました?

カエルDX:いなかった

全員:(笑)

カエルDX:ちなみに、先ほど名前が出たロップモンとテリアモンがロッテリアとのコラボで使われたデジモンです。

にゃるら:だから合わさるとロッテリアなのか! 子どもながらに、なんか怪しいな〜と思っていました。

カエルDX:もう1匹、エビバーガモンって露骨すぎる名前のデジモン居ましたが消えました。

全員:(笑)

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