鳥取駅「しいたけ弁当 素晴ら椎茸(1200円)」〜コロナ禍における駅弁屋さん達の素晴らしい取り組み!

肉厚な椎茸をかみしめれば、ジュワッと煮汁と共に椎茸のうま味がたっぷり。

» 2020年07月08日 09時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

駅弁 キハ126系気動車・快速「とっとりライナー」、山陰本線・鳥取駅(2014年撮影)

鳥取県にある4つの市のうち、山陰本線沿線にある鳥取・倉吉・米子の各都市を1時間40〜50分程度で結ぶ快速「とっとりライナー」。

一部の「とっとりライナー」は、米子の先、島根県内に入って出雲市まで直通しています。

鳥取〜米子間には、「スーパーまつかぜ」などの特急列車と合わせ1時間に1本程度の速達列車が運行されており、鳥取県内の“横のつながり”に貢献しています。

駅弁 アベ鳥取堂ウェブサイト

“横のつながり”という意味では、コロナ禍のなか、鳥取駅弁「アベ鳥取堂」が行った「駅弁お取り寄せ便」という取り組みに、大変興味を惹かれました。

これは毎週水曜日に、西日本を中心に各駅弁屋さんの名物駅弁を「アベ鳥取堂」が注文を受け付け、ネット予約した鳥取県内にお住まいの皆さんに宅配するサービス。

ピンチにおける、駅弁屋さん同士が助け合う取り組みは、とても素晴らしいですね。

駅弁 しいたけ弁当 素晴ら椎茸

そんなアベ鳥取堂の“素晴らしい”駅弁といえば、「しいたけ弁当 素晴ら椎茸」(1200円)。

土・日の夜あたりによく放送されていた、アイドルの“だじゃれ”ネーミングな番組を聴いて育ってきたラジオ大好きな皆さんには、きっと“刺さる”素晴らしい駅弁名だと思います。

パッケージに躍る“ジャンボ115号椎茸”とは、鳥取の日本きのこセンターで生まれたブランド椎茸「とっとり115」のことで、干ししいたけでは「特小厚以上」という規格があります。

(参考)鳥取県ホームページほか

駅弁 しいたけ弁当 素晴ら椎茸

【おしながき】

  • 山椒炊き込みご飯 錦糸玉子
  • 干ししいたけ(ジャンボ115号)醤油煮
  • 鶏肉醤油煮
  • 筍の土佐煮
  • 人参醤油煮
  • きゅうり酢漬け
駅弁 しいたけ弁当 素晴ら椎茸

木に1つ1つ穴を開け、菌を植え込み、手間をかけて大切に育てる原木栽培で生産され、特別に厚く、大きな椎茸「とっとり115」。

干し椎茸を使うのは、生しいたけより栄養価が高まり、味もぐっと美味しいからだそう。

肉厚な椎茸を噛みしめれば、ジュワッと煮汁と共に椎茸のうま味がたっぷり感じられます。

ピリッと引き締める山椒ご飯と合わせていただくことで、心地よくいただくことができます。

駅弁 115系電車・普通列車、山陰本線・出雲市〜直江間(2018年撮影)

いまも鉄道の非電化区間が多い鳥取県ですが、伯備線・倉敷〜伯耆大山間、山陰本線の伯耆大山〜西出雲間は電化され、岡山方面から「電車」がやって来ます。

普通列車で活躍するのは、主に黄色い2両編成の「115系」電車。

「とっとり115」の肉厚な椎茸駅弁を頬張った後は、さらに西へ足を伸ばして、山陰地方のJR線では希少な「電車」の旅を楽しんでみるのもアリかもしれませんね!?

連載情報

photo

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/27/news136.jpg 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  2. /nl/articles/2409/26/news207.jpg 山本美月と麻生祐未が救急搬送、Huluドラマ撮影中に照明落下 頭部や頸部に外傷
  3. /nl/articles/2409/26/news046.jpg 30年通う美容師にまさかの失敗をされた女性がSOS→プロがお直しすると…… 仕上がりに「感動です」「大変身ですね」と反響
  4. /nl/articles/2409/27/news124.jpg 「すごいアイデア」 ダイソーのソックスを“まさかのアイテム”にリメイク! 意外な活用方法が11万回表示の人気
  5. /nl/articles/2409/27/news037.jpg 「ホンマええ加減にせえよ」 そんな気持ちが伝わってきそうな“圧つよ”道路看板 「お察し致します」「引き返せ…引き返せ…」
  6. /nl/articles/2409/26/news205.jpg こ、これは……! GU公式がコラボ匂わせ→バレバレすぎる告知が話題に 「マジで!?」「全種類回収しかない」
  7. /nl/articles/2409/25/news127.jpg トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  8. /nl/articles/2409/27/news052.jpg そんな場所からで大丈夫?→“信じられない写真”が撮れました 驚くべき超スゴ技に「嘘やろ……」「天才現る」
  9. /nl/articles/2409/27/news015.jpg 「まさにそれ」 外国人が日本に染まったら…… “居酒屋のチョイス”の変化にツッコミ殺到 「もう常連になってるやんw」
  10. /nl/articles/2409/27/news025.jpg お姉ちゃんが会いに行くと幸せそうにほほえむ柴犬、帰るときは…… 別犬のような表情の変化に「悲壮感が迫力」「胸が痛くなる」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  2. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  3. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  4. そうはならんやろ “0円の画材”と“4万円の画材”、それぞれでジョーカーを描いてみた結果に驚き【海外】
  5. 「秒速で1億円稼ぐ男」与沢翼、ドバイの大豪邸を“10億超”で売却 1000平米超の全ぼうに「こんな豪邸住んでみたい」「5億円も貰えるとかすげえ」
  6. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  7. 「これは早死にルート」 マクドナルドが提案する“休日の過ごし方”にツッコミ殺到 狂気のスケジュールに「過酷すぎ」「どうかしてる」
  8. 台風の日、祖母宅に「食べるものがない」と聞いた孫が食料を届けに行くと……? まさかの光景に「ホント良い子や」「エエッ!?」
  9. 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
  10. マクドナルド、兎田ぺこらとのコラボ匂わせ→斜め上の解釈で生まれた“架空のキャラ”に爆笑 「それにしか見えないw」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」