他人の不倫騒動に首を突っ込み、尾行&盗撮。不倫女性からの訴訟に怯える相談者 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

モヤモヤが残る相談……。

» 2020年07月13日 18時30分 公開
[北村ヂンねとらぼ]

 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月〜金曜11時〜)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは7月10日(金)放送の加藤諦三パーソナリティー回。

 他人の不倫騒動に首を突っ込んだせいで、余計なトラブルに巻き込まれてしまったという相談。

テレフォン人生相談

スーパーでの密会写真を撮ったら訴えられた!?

 相談者は27歳の未婚男性。

 「職場内での不倫関係のトラブルに巻き込まれている件について相談したいんです」

 不倫関係のトラブルといっても、相談者自身が既婚女性に手を出しているという話ではない。相談者はたどたどしく説明を始める。

 「男性と女性がいまして、その男性の方には内縁の妻がいて、子どもも3人います。内縁のお嫁さんとは私自身、もともと知り合いなので、色々と連絡をもらい、不倫してるんじゃないかと言われ。で、職場内でもそういう雰囲気があったので、私もそうですけど、私以外の人も感づいてて……」

 状況がイマイチ飲み込めないのだが、要は不倫をしている男女と相談者は職場の同僚で、その男の内縁の妻とも友人関係ということだ。

 「ある日、その嫁さんから、今、男性の方が夜遅く出かけたと連絡が来て。今、尾行してると言われたんですよね。それで、尾行の現場に私も近くにいたんで行ってしまって。で、そこで写真も撮ってしまったんです」

 「写真を撮ったって、誰が撮ったわけ?」

 「私と、そのお嫁さんがです」

 内縁の妻が不倫の決定的な瞬間を押さえるため、相談者に協力を頼んだのかと思いきや、現場は24時間営業のスーパー。夜遅く、男女がスーパーに行くなんて確かにあやしいとは思うけど、不倫の証拠写真としては決め手に欠ける。それからどこに行ったのかが重要なのに、そこにも言及なし。尾行できなかったのか、別に何もなかったのか……?

テレフォン人生相談

 ここで、加藤諦三から変化球な質問。

 「アナタの気持ちの中に、そのお嫁さんへの好意か何かがあったわけですか?」

 「いや、一切ありません。ただ友達で、家庭の状況が複雑で、旦那の不倫を暴いて家庭内を安定させたいとのことだったので……」

 諦三さんがこう聞きたくなる気持ちも分かる。なんで夜中に、関係ない家庭の不倫騒動に首を突っ込んでるんだか。

 そんな相談者の余計な行動のせいでトラブルが起こっているのだという。

 「尾行と、写真を撮ったということに対して、(同僚の)女の方が私に対して、弁護士を雇って書類を送ると……。たぶん、訴えるとか慰謝料とかだと思うんですけど」

不満のある人ほどデマを信じる

 この日の回答者は弁護士の野島梨恵。

 まず、相談者が尾行&撮影したことを、どうして不倫相手の女性が知ったのかを確認した。相談者が答える。

 「2回目もありまして。嫁さんがまた、旦那の男をつけてまして、その時にカラオケのお店に入ったと。私もちょうど仕事終わった時間で近くだったので、話だけ聞きに行こうとその現場に行ったところ、たまたま鉢合わせてしまって」

 内縁の妻はカラオケ屋に踏み込もうとしていたようだが、相談者は不倫をしているふたりと職場の同僚なので、そこには関わりたくない。しかし、内縁の妻の話は聞けるから……と現場に行ったという。しかし、そのせいで尾行がバレてしまったのだ。余計なことをするから……。

 いちいち相談者に報告をする妻も妻だが、毎回ホイホイ行ってしまう相談者もどうかしている。

 「まあ、バレてしまって。男性の方からは何もないんですけども、なぜか女性の方から、あとをつけたとか、盗撮をしたとかの件で、弁護士を雇って書類を送ると言われている状況です」

 「でもその書類はまだ来てないんだ?」

 「まだ来てなくて。これから来るんですけども、私がやっぱり悪いのかなとかいろいろ考えまして……」

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/01/news016.jpg 消波ブロックの隙間にカニカゴを仕掛けたら…… 「うそでしょ!」“想像を絶する結果”に大興奮「見てて声出た」
  2. /nl/articles/2501/31/news050.jpg 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
  3. /nl/articles/2502/02/news005.jpg 「正直破格です」 成城石井の元店長が辞めてからも買い続ける“名品”がリピ必至 「ヨダレが出そう」
  4. /nl/articles/2501/31/news013.jpg これは“1秒”で解きたい! 「8×2×0÷4」の答えは? 【算数クイズ】
  5. /nl/articles/2502/01/news047.jpg 【編み物】彼氏のために、緑と黄緑の毛糸を正方形に編んでつなげると…… 圧巻のおしゃれな大作完成に「息をのむほどすばらしいよ」
  6. /nl/articles/2502/02/news069.jpg 「レベル間違えてる」 イオンの“1944円恵方巻”、衝撃ビジュアルにネット大騒然 「なにこれ」「本気かよ」
  7. /nl/articles/2502/02/news038.jpg 100均ビーズをどんどんテグスに通していくと…… うっとり見入る完成品に世界が注目「これは傑作」「どれも可愛いいい!」
  8. /nl/articles/2502/02/news003.jpg 「こんなお母さんになりたい」 北海道で暮らす67歳女性の“手作り料理”がすてき 「参考にしたい」「ぱぱっと作ってみな美味しそう」
  9. /nl/articles/2502/02/news027.jpg 「この子はきっと豆柴サイズ」と言われた子柴犬、4年後の姿が大きな話題に…… それから約1年たった“現在の様子”を聞いた
  10. /nl/articles/2501/30/news003.jpg 親の反対を押し切り、17歳で同棲を開始→それから13年後…… 若くしてママとなった女性の“現在”が話題
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議