「突然視界が白黒になりチカチカと点滅」 暑さ対策していた医師でも熱中症になった体験漫画に冷や汗が垂れる

マスクの取り扱いにも注意が必要そうです。

» 2020年09月02日 07時30分 公開
[関口雄太ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 医者も熱中症になる夏――暑い夏の日に通勤途中の医師に起きた体験を紹介するレポ漫画が、予期せぬタイミングで襲いかかる熱中症の恐さを物語っています。


「突然視界が白黒に」「チカチカと点滅」 万全対策して散歩していた医者の熱中症体験漫画に冷や汗が垂れる 突然古代エジプト人に思考が及ぶほどの暑さ


 医師として働く作者の尾羊英(@a_aries06)さんは、とても暑い夏の日に、職場までの道のりを歩いていました。日傘を差し、水分補給もして、十分な熱中症対策。気分転換と体力づくりを兼ねて、40分ほど道のりを楽しんでいました。


「突然視界が白黒に」「チカチカと点滅」 万全対策して散歩していた医者の熱中症体験漫画に冷や汗が垂れる 現実と妄想が共存しているのは通常通りのようです


「突然視界が白黒に」「チカチカと点滅」 万全対策して散歩していた医者の熱中症体験漫画に冷や汗が垂れる

「突然視界が白黒に」「チカチカと点滅」 万全対策して散歩していた医者の熱中症体験漫画に冷や汗が垂れる

「突然視界が白黒に」「チカチカと点滅」 万全対策して散歩していた医者の熱中症体験漫画に冷や汗が垂れる

 職場まであと5分ほどというところで、景色から色がなくなり、チカチカと点滅しだします。異変はそこで終わらず、急に大量の汗が出てきて、肩に食い込むようにカバンが重くなり、めまいも。

 熱中症だと察しが付いた尾羊さん。持病がなく、成人していて、熱中症対策もしている上に、普段から患者に「熱中症には気をつけて」と伝えている自分が普通に歩いていただけで熱中症になるだろうかと戸惑います。そして思考は「古代エジプトの人々はピラミッド建設中にうやって熱中症対策をしていたか」に……熱中症の危険を十分に理解している医師がピラミッドについて考え出してしまうほど、暑さで思考がめちゃくちゃになっていることが伝わってきます。

 なんとか歩き続けて職場に到着し、ポカリスウェットや冷房で体を冷やしましたが、1日不調が続くことに。尾羊さんは健康で知識があって対策をしていても油断は禁物として、漫画の最後で「熱中症かな!?と思ったら」実施するべき対処法を紹介しています。

 1つは水分がとれるならポカリやOS-1で水分と塩分を補給すること。水やお茶は塩分が薄まってしまうので、自販機などで手に入るスポーツドリンク類を速やかに飲むべきだとしています。さらに冷たい血が体全体にめぐるよう、首、ワキ、足のつけ根にある大血管を冷やすこと。もしグッタリしている場面に遭遇したら、迷わず119番しましょうと訴えていました。

 また、尾羊さんは漫画では描かれていなかった注意点として、「マスクも熱中症の一因になる」として厚生労働省が推奨する「屋外で人と2メートル以上離れられる密でない場所ではマスクを外すこと」を紹介してくれました。厳しい残暑が続くので、「暑い日はなるべく涼しいところでダラダラしましょう」と、無理のない生活を呼びかけています。

 なお、尾羊さんは漫画家としても活躍中。8月末にはの新作『災禍の神は願わない』(ZERO-SUMコミックス)の最終第2巻が発売されたばかりです。同作では神々が統べる古代エジプトを舞台に、兄王殺しの罪に問われた軍神・セトが主人公。時間をさかのぼり、兄の死の真相を突き止めようとする物語となっています。

 尾羊さんが熱中症で思考が乱れた際に、思わず「ピラミッド建設時の熱中症対策」について思案してしまったのは、こちらの影響だったんですね!

画像提供:尾羊英(@a_aries06)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/13/news021.jpg 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  2. /nl/articles/2501/12/news018.jpg 【ハードオフ】たった“1650円”のジャンク品を持ち帰ったら…… “まさかの結末”に仰天 「中古店は宝の山」
  3. /nl/articles/2501/11/news038.jpg セリアのイス脚カバーの“じゃない”使い方に「天才ですか!?」 斬新な活用法に「めっちゃ可愛い」「探してくる!」
  4. /nl/articles/2501/10/news070.jpg 中2長女“書店で好きなだけ本を買う権”を行使した結果…… “驚愕のレシート”が1300万表示「大物になるぞ!!」「これやってみよう」
  5. /nl/articles/2501/12/news004.jpg 「やばいやばい」 ブックオフに990円で売っていた“まさかの掘り出し物”に大興奮 「ラッキーすぎる」
  6. /nl/articles/2501/12/news031.jpg “スカイラインの墓場”に潜入したら、目を疑う光景が…… ヤバすぎる実態に衝撃走る「ここまでやる人はいない」「凄いな」
  7. /nl/articles/2501/12/news022.jpg 「腹がいたいwww」 一家で体調不良→78歳おじいちゃんの“お年玉”に爆笑 「これは本当に気持ちがこもってる」
  8. /nl/articles/2501/13/news017.jpg 100均の毛糸5色を“シェブロン編み”していくと…… うっとり美しい防寒グッズ完成に「分かりやすくてスイスイ編めた」「色のセンスも素敵!」
  9. /nl/articles/2501/13/news025.jpg 道に落ちていそうな黒い石ころ→磨いたら…… まさかの“正体”が158万再生「超すごい」「砂利に似ているのに」【海外】
  10. /nl/articles/2501/13/news013.jpg 夫婦でプラダンの二重窓をDIYしたら…… 予想以上の断熱効果に驚き「す、す、すっごい! 一番分かり易くて、可愛いくて、何より簡単そう」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  2. ハードオフに1650円で売られていた“まさかの掘り出し物”→修理すると…… 見事な復活劇に「相場が上がってしまうw」
  3. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  4. 北海道の用水路で“巨大な外来魚”を捕獲→さばいてみると…… 中から出てきた“ヤバすぎる物体”に大興奮「ずっと釘付け」
  5. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は……斜め上のキュートな活用術に大反響 2024年に読まれた面白記事トップ5
  8. 米津玄師、紅白で“205万円衣装”着用? 星野源“1270万円ネックレス”も話題…… 「凄いお値段」「びっくりした」
  9. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  10. サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」